【 新企画 !! 】 第1回 | 東京深夜舞台オフィシャルブログbyアメブロ

【 新企画 !! 】 第1回


【 東京深夜舞台 新企画 !!】 -第1回-

出演 : 高山猛久 / 増田修一朗 / 西沢仁太 / 若林謙 (以上 東京深夜舞台 )


企画・監督 : 柳川 薫平



第1回





東京深夜舞台より本日のコメント


【 東京散歩 】 終わってしまいましたね~


本気でこれを本にしたい!!と考えている

増田修一朗どす! 今晩わ!


今日から新しい動画が始まりました。


携帯で見られない皆さん、ごめんなさい!


そんな皆さんの為にも、

新しい企画も思案中ですよ~

楽しみに待っててください。。。


そうそう余談ですが、

近々、東京深夜舞台ブログデザインが変わりま~す。


作ったのは私、増田です!


いやいや本当に僕がやりました!


皆さんに気にいってもらえると嬉しいです。



またまた余談ですが、

EXILEに対抗して東京深夜舞台第二章が始動です!


皆さん、はい、そこのくだらないことを

ダラダラダラと思ったあなた!


これからも ‘ 東京深夜舞台最高 !! ’ と叫びながら、

ジェットコースターに乗っちゃってください!


ジェットコースターが苦手な方は、

あのスピードに近いもの…


う~ん……

あっ!

急行電車とかに乗った時に叫んでください!


何か?


そんなことは出来ないとおっしゃいますか?


じゃあ心の中で叫んでちょうだい!!!




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



[  【 東京散歩 】 最終回 ( 8月28日配信 )  ]



二郎君と出会った事で、

僕は大切な事を教えてもらった。



『 人は人として、

その人の運命を全うする生き物だ 』 という事を。


『 運命は変えられないが、生き方はいつだって変えられる。


目の前の事を受け入れれば 』 という事を。


そしていつだって、『 変わるのは自分 』という事を。


そう、 『 人は簡単に変わる事が出来ない。 』


だから何度も失敗しながらも明日を向いて、

何度でも生まれ変われば良い。


・・・・・この命がある限り。



だから僕は手助けをする。


人生に迷った人の、

ほんの少しのスパイスになる様に。


二郎君・・・ちゃんとやってるよ、僕。



手紙を頂いた。

横須賀一郎さんから。


二郎君とはしばらくは連絡を取っていたが、

やがて彼からの連絡は来なくなった。



・・・・きっと、

話せば話すほど、

悲しみが増すのを分かっていたから。

辛い手紙を、僕は読まなくてはいけない。





88-2 IMG_1603small




そっか。

一郎さんは今バーで働いてるそうだ。

故郷の小さな街にある、

ただ一軒しかない小さなバーで。


『 とても充実しています 』 だって。


良かったね、一郎さん。

やっと生きる幸せを見つけたんでしょうね。




88-3 IMG_1604small




一郎さんには一つアドバイスしたんだ。


それは、『 横須賀 』という名字を

お母さんの旧姓に戻すと良いですよって。


一郎さんは、

家を捨てて出て行ったお父さんの呪縛に

ずっと縛られ生きてきた。


だから、もうそろそろ、

自分の為に生きる事がとっても必要だったんだ。

その為に名字を変える。


『 名字を母方に戻して、何か肩の力が抜けました 』 だって。

良かったね、一郎さん。





88-4 IMG_1605small




【 PS 】 


新しい名字は 『 矢沢 』 です。 覚えておいて下さい。


いつかは東京の原宿で、

バーを開くのが私の夢です。


店の名前も決めてあるんですよ。

『 アメー・バー 』 なんか素敵でしょ!?


・・・・・か。


う~ん、

東京より故郷でやってたほうが良い気がするが・・・


何にしても、頑張って!一郎さん!





88-5 IMG_1627small




・・・・・そして二郎のことなんですが、



『 ・・・・・二郎くん。』




88-6 IMG_1654small




『 見ーつけた。』



『 うぉーーーーーー!!佐伯さん!?

・・・し、茂光さん!?ど、どうして!どうして!!』



『 死んだとでも思ってたのか?

甘いな、占い師。』



『 だって・・・刺されて・・・海に・・・』



『 茂光が本気で俺を殺すとでも思ってんのか?

ちゃんと急所は外してんだよ。』



『 ・・・・・・。』



『 海に沈められる所まで二郎に見せとけば、

万が一、二郎が組の連中に捕まった時に

必ず言うだろう? 【 佐伯の兄貴が死ぬ所見ました 】 って。


・・・それがリアリティーってもんだろう。』



『 ・・・・な、なるほど。

そ、それで今は?』



『 俺は死んだ事になってるからな。


茂光も俺を殺ったっていう手柄もあるから

組から足洗わすのは簡単だった。



今は2人で、

【 ルールを守る暴走族 】 を立ち上げて、

夜な夜なバイクで街を流しながら、

倒れてる自転車を直したり、

弱いもの苛めする曲がった不良どもに、

【 ほんとの不良とは何か!?】 という事を

説教しながら生きている。』




『 ・・・・・・・。』




『 【 東京深夜部隊 】 っていうチーム名だ。


・・・イカしてるだろう?』




『 イカ・・・

 イカしておると思われます。』




88-7 IMG_1655small




『 よーし、そこでだ。


どうすればこの日本社会が良くなるか占え―――――!!』



『 に、日本社会が良くなるか―――!?』



『・・・いいから占え

・・・東京湾までドライブするか?・・・』


『 う・・占います。』




88-8 IMG_1657small




『 ・・・えーと

・・・当たり前の事なんですが・・・


まず・・警察に自首されるのが良いと思われます。


・・・相手はおヤクザ様といえども、

佐伯様、何人かの方を殺生されてますよね?


・・・まずはその罪を償われた方が・・・


うん、日本は分かりませんが・・

佐伯さんと茂光さんは幸せになっているイメージが見えます


・・・・はい。』



『 ・・・もっともだな、茂光。』




『 ・・・・はい。』




『 こんな俺でも・・・ついて来てくれるか?』



『 ・・・地獄の果てでも、ついて行きますよ・・兄貴。』



『 ・・・占い師・・・

日本の将来と自転車直しはお前に頼んだ。

・・・ありがとう。』




『・・・行ってらしゃい。』




88-9 IMG_1662small




『 行くぞ・・茂光。警察に!!』



『 はい ハート①




88-10 IMG_1666small





『 でも怖いな~、茂光。

いっぱい悪い事したから・・・何年塀の中だろう?』




『 ずっと一緒ですよ・・・・兄貴。』





88-11 IMG_1664small





『 ・・・・・・・・。』




88-12 IMG_1644small




・・・兄貴・・・・そういう事か。

・・・・まぁ、幸せそうなのは何よりだ。


頑張って!佐伯さん、茂光さん!


それより、二郎君は・・・・・



えええええええっぇええええ!!!





88-13 IMG_1634small




ガンじゃなかった――――――!!!????



二郎の・・・勘違いでしただ――――――!!!????



なになに・・・。



故郷に帰り、二郎は笑顔を取り戻しました。


・・・でも、

あまりにも元気が良すぎることを不思議に思い、

私の知り合いがいる病院へ一緒に行き、

検査をした所・・・


ガンでは無く、

ただの・・・十二指腸潰瘍・・でした。



・・・二郎は浦無さんもご存じの通り・・・

余り頭が良くはございません。



しかも、以外と気が弱い面がございます。



その日も二郎は病室で、

担当の先生の話しも聞かず、


『 わしゃ~ガンじゃろうが!!ガンじゃろうが!!』


と激しく医師を問い詰め、


先生がいくら 『 違う!!・・違う!!』 と言っても耳に入らず、

『 ガンじゃろうが!!』 の一点張りです。


先生も怯えます。



こういう時の二郎の顔は

身内の私でも般若を思い浮かべる程の形相です。



その後です・・・・

先生が・・・


『 あなたは十二指腸潰瘍ですよ!!』・・・

と怯えながら叫びました。


すると二郎は・・・


『 あなたは十二分に死を覚悟した方がよろしい様ですよだと!!

ワレ――!!ワレ――!!』


・・・と泣きながら病室を飛び出しました。



完璧な、完璧な聞き間違いです。



きっと今まで病院で、

何度も同じ聞き間違いをしていたのでしょう。



二郎は幼い頃から良く聞き間違いをします。



信じられない様な聞き間違いをして

勝手に怒る癖があるんです。



・・・もしかしたら

浦無さんにもそういうご迷惑をかけたことが

多々あるかも知れません。




『 ・・・聞き間違いだぁ

・・・超あった・・・聞き間違い。』



そして・・・

ガンではなかったと分かった二郎は

血の滲む様な努力をして・・・





88-14-1 IMG_1620small


88-14-2 IMG_1618small




・・・・メジャーリーガーになりました。



『 ・・・・・・。』



・・・・ニュウヨークヤンキースです。




『 ・・・・・・。』



・・・・左打ちに転向したんです。




『 ・・・・・・。』



・・・・年俸10億です。

今じゃぁ、ゴジラ松井と大親友です。




『 ・・・・無茶苦茶やん。』




88-15 IMG_1607small





その活躍は浦無さんもご存じだとは思いますが、



『 ・・・知らないって。

テレビ観ないし野球興味ないし・・・』



入団早々3か月で打率6割8分5厘。

ホームラン55本、打点258の三冠王です。



このシーズンが終わる頃には

どんな凄い成績を残しているのか・・

私にも想像がつきません。




『 ・・・・そら、つかねーわな。』




ゴジラ松井と共に、ゴリラ横須賀の愛称で

ニューヨーク市民からも愛され、

とても今幸せだと申しております。



活躍は野球界だけにとどまらず、

シーズン後には、

ハリウッド映画 【 ザ・ニンジャマン 】 で

俳優デビューするそうです。


そういえば私は良く存じ上げませんが、

略奪愛の末、

アンジェリーナ・ジョリー?という方と結婚も決まった様です。




『・・・・・・。』




これらも全て、

浦無さんのおかげであります。


お礼と言っては何ですが、

ヤンキーススタジアムでしか売っていない、

【 ゴリラストラップ 】を同封しておきます。


浦無様もどうか、

お体に気を付けてお過ごし下さい。



横須賀一郎。



88-16 IMG_1670small





『 ・・・・何か・・・腹立つ。


けど良かったね!二郎!

・・・いや、ゴリラ横須賀!!』





88-17 IMG_1675small






・・・ね?人生って何が起こるか分からないでしょ?


だから生きるって面白い。


予想がつかないから。


だから苦しい事もたくさんあるけど、

泣いて笑って繰り返し生きていけば

きっと良いことがある。


そう信じて生きていかないと、

この人生、もったいないし、つまんないじゃない!!


だから迷った時はいつでもおいで。

僕で良ければ、

いつでもあなたの味方になって占います。



だって僕は・・・


浦無一輝29歳!!

厄年まで後13年の、みんなを愛する占い師だから!!


終わり。




88-18 IMG_1621small



【 PS 】


・・・ゴリラ横須賀は、


審判の 『 スットライク~アウト!!』 を

『 ストライプのユニフォームが似合わないんじゃアホゥ!!』

と言われたと聞き間違いの末、大暴れ。


半年間の出場停止処分だそうです。



・・・ね、

人って簡単には変われないでしょう?(笑)




長い間のご愛読・・・あっりがとうございました!!




東京深夜舞台一同。