87/ブログ写真付き小説 【 東京散歩 】 第87話
◆出演◆ 高山猛久 / 増田修一朗 / 西沢仁太 / 若林謙 / 相川やすし
◆脚本◆ 一雫ライオン (東京深夜舞台) ※第1話からまとめて見る→こちら!!
『 ほな・・・元気でな、 浦無。』
『 ありがとう、浦無さん。』
『 ・・・・いえ。』
『 じゃ・・・行くわ。』
『 うん。』
『 行こう、お兄ちゃん。』
『 あぁ。』
『 二郎くん!!』
『 出会ってくれて・・・・ありがとう。』
『 ・・・・・・・・・・。』
『 ありがとう。』
『 ・・・・・・・・こちらこそ、』
『 ありがとさん!』
『 最高の占い師であり・・・友達やで、お前さんは。』
『 あぁ。』
『 これからも、色んな人を助けたり。』
『 あぁ・・・わかってる。』
『 そんな寂しそうな顔すんなや・・・
行きにくくなるやん。』
『 二郎くんの顔、もう少し見てたいんだ。』
『 ・・・・二郎くんの顔もう少し見てくれが良かったらなぁ~だとコラッ!!
お前・・お前最後の最後に何、爆弾発言しとんねん!!
ワレ~!!ワレ~!!・・・』
『 二郎くん、そんな事一言も言ってないよ!!
【 もう少し見てたい 】 って言っただけ!落ち着いて!
駅の人が見てる!!幼子が泣きだしている!!』
『 ・・・・・ハァ・・・ハァ・・・
冗談やがなウラナリ。』
『 ・・・・・ウラナイだよ。』
『 ・・・・わかってるがな。
アメリカンジョークや・・・・・
ほな、ほんまに行くで。』
『 ・・・・うん。』
『 元気でな、浦無。』
こうして二郎くんは去って行った。
何度も、何度も振り返りながら。
お兄さんが恥ずかしがるほど大声で、
『 元気でな!元気でな!』 と僕に叫びながら。
だけど最後まで、僕らは、
『 またね。』 と言えなかった。
一番言いたい言葉をお互いわかりながら。
そして、月日は流れて・・・・・・。
・・・to be continued
■東京深夜舞台より、今日のコメント■
とうとう来たのね・・・・東京散歩の最終回。
明日がね、やっと最終回ですから、
皆さんお付き合いの程宜しく!
・・・・・おっと、ジャック・リー・謙です。
若(ジャク)林(リン)でジャック・リーね・・・ワカッテネ、ニホンノミナサン。
そして今、
深夜舞台のメンバーはというと、
東京散歩に続く企画を考えつつ、
激しい議論を交わしつつ、
・・・・・お好み焼きを食べております。
ジンタ先輩はお仕事なので不参加。
きっとお好み焼きを食べてる事は
このブログで知るでしょう・・・・。
ごめんねジンタ・・・・先輩の分まで食べとくよ。
もぐもぐ笑顔で食べてるね、高山。 可愛らしい。
いっつも店員さんがびっくりする位、
大声で注文するね、増田。
『 左利きなんだよね 』 って10年一緒にいるけど、
ご飯食べる度に毎回聞いてごめんね、相川。
ごめん・・・・こうやって書いてる間に
皆がどんどん食べるから、この辺で。
特に増田が・・食べては・・パソコンを覗くので・・・
書きにくいので・・・・・。
高山がシャツを着てる。
あら素敵。
では、また明日!!