現在、日本や世界のビジネスでは「企業業績は堅調で、金融政策はやや引き締め方向」という流れが目立っていて、日本企業の景況感を示す日銀短観では、大企業製造業の業況判断DIが、プラス15と前回から1ポイント改善、非製造業も高水準を維持しています。
AI関連需要や自動車関連の持ち直しが追い風になっており、全体として「緩やかな景気拡大」のトーンが強まっていて、設備投資と利上げの動きについては、企業の設備投資計画は前年度比プラスで、更新投資や省力化投資、デジタル・グリーン関連投資が増える見通しのようで、この堅調な投資と景況感を背景に、日本では追加利上げが「濃厚」と見られ、今後の金利上昇が企業や市場への影響要因になってきそう。
海外では、米国の利下げ・金融緩和方向の動きが出ており、それが日本企業にとっては価格転嫁をしやすくする要因とされる一方、米国での利下げ圧力はインフレ再燃リスクもはらみ、為替や輸出企業の収益にはプラスとマイナスが混在する状況となっているようです。
AI・自動化関連投資、省力化投資、省エネ・グリーン投資といったテーマが企業の重点分野になっていて、さらに物流や通信、対事業所サービスなどBtoB分野の業況改善も指摘され、内需系ビジネスにも追い風が吹いている中、日本の景気回復が浸透し、かつてのような働く日本人のパワーが戻ってくるといいですね。


