やる気を起こすための具体的な方法を「どっち形式」で学べる新刊書籍『自分のやる気が上がるのは、どっち?』

暑い夏ということもありますが、生きているうちに、どうやってもやる気が出ないときってありますよね。
この本は、脳科学の視点とメンタルケアの実践から、ムリなく自分のやる気を上げる方法、考え方のコツを紹介していて、「やる気が出ない」という悩みを根本から改善するために、そのメカニズムを説明しています。
生きている限り、誰にでもやる気が出ない時期はあるもので、それが長く続くこともあれば、1~2週間で回復することもあり、職場の人間関係が原因であれば人事異動によって改善されたり、プライベートのゴタゴタが収まるだけで、仕事に対する意欲が回復したりすることもあります。
こういうときは、あまり深刻に考えるのではなく、やる気を起こすための具体的な方法論を知ることが、改善のための一番の近道だと著者は考えられているようで、本書では、多くのビジネスパーソンのメンタル支援をしてきた著者が、「脳科学の視点」と「メンタルケアの実践」から、ムリなく自分のやる気を上げる方法や考え方のコツを紹介しています。
脳神経科学では、やる気が出る場面や環境は、「れしい出来事が起きるかもしれないと期待しているとき」「予期していなかったうれしい出来事が起きたとき」「うれしい出来事が確実に起きると予想されたとき」の3つであることがわかっているのだそうで、この3つのうち1つでも当てはまると、私たちの脳内に意欲や多幸感を担う脳内ホルモンのドーパミンが分泌され、やる気が高まるのだとか。
つまりは、この3つの状況をつくり出すような動きをすれば、やる気を上げることができるというわけで、本書の1章以降では、この他にも「やる気が持続しやすい状況」など、様々なケーススタディを挙げながら、やる気を上げるための工夫を詳しく解説しています。