ようやく連敗のトンネルを抜け出せた。
今日も序盤、左の藤井に全く合わず5回まではノーヒット、四死球と外野フライで上げた１得点のみ、嫌な流れが継続である。
ホークス先発のモイネロも、3回まできっちり9人で切っており、接戦を覚悟していたが、4回小郷が内野安打で出塁、セットになった途端制球が乱れだした。
いきなり4連打で2点を与えてしまった。
驚いたのは2ｰ3の一点ビハインドの状態で進んだ8回、今宮の先頭打者安打を今のホークスでは一番当たっている栗原になんが送りバントである。
確かに山川→近藤のどちらかに期待でまずは同点という事なんだろうが、全く意外な
作戦である。
これを見ると、監督も連敗で少し消極的になっているのだろうと感じる。
山川が倒れた時にはこのまま敗戦というシナリオが思い浮かんだ。
当然近藤は敬遠、ここで中村だが、相手バッテリーはこの中村への投球で大失敗をやらかした。
前の打席で安打は記録していたが、今の中村なら普通に勝負にいけばまず討ち取れる状態であるが、警戒しすぎて歩かせてしまった。
ホークスファンが言うのもおかしな事だが中村や正木は安全パイである。
フルベースになれば押し出しの心配だって出てきてしまう。
結果論ではあるが、どう考えてもこの四球が命取りになってしまった。
ここで代打柳町が残っていた。
昨年まではこういう場面ではからっきし期待薄、三振を嫌という程見せられてきたが、現状はかなり打てている。
この柳町の3ベースで決着がついた。
レフト前を期待していたが、引っ張ってライト線ギリギリのライナー、今シーズンはこの引っ張る打球が出るようになっていて、成長が見られる。
弟分の正木がまたしても不甲斐ない打席で今日も途中交代、左相手でもこの柳町がスタメンになりそうだ。
押さえはオスナに代わって松本が登場、見事に締めた。
今日は154，155kmとこの人が入団して以来、これだけのストレートを投げるのを初めて見た。
オスナが抹消されている中、8回のヘルナンデスもそうだが、松本ともども、今後も安心して任せられそうである。