今度のカードは、ハムも打倒ホークスと見てなのか、週末でもあり偶然なのかは分からないが、三枚看板の先発を切ってきた。

 

山崎に続き伊藤までも倒し再び勝ち越しを確定した。

山川の絶不調中ではあるが、右投手なら何とかなる勢いの打線である。

 

それを支えているのは近藤であり、下位の慶応トリオが思いのほか貢献している。

 

 

今日も4回に近藤出塁のあと、柳町がライト前安打→正木がセンターオーバーの三塁打→廣瀬がきっちりセンター犠牲フライ、見事な連携で3得点でゲームを決めた。

 

 

おまけに5回にも二死から水谷の失策→山川DB→近藤3ランと畳みかける攻撃は、今シーズン何度も見る執拗な攻撃だった。

 

 

投げる方では、大津が本来の安定した内容で7回1失点で締めた。

球速は150km手前だが何しろ多彩な変化球で制球も良いので打ち込まれる事は少ない。

 

今季もYa相手の交流戦でどうしたわけか乱れて、7失点以外は防御率は1点台の投手であり、しかも安定しているので、今日くらいの内容は予想は出来る投手だ。

 

それまでは1点台半ばの防御率で来たのが、これで一挙に2点台になってしまった。

 

Yaの時も申告敬遠のあとに18歳のルーキー鈴木に打たれたことで、海野共々小久保監督からお目玉を頂戴したが、それが効いたのだろう、その後はロッテを8回1失点、今日の7回1失点と再び1失点台の防御率を実現している。

 

昨夜登録を外された東浜などより遙かに信頼度が高いことを示している。

ただ、体力的にか細いので、今日は中6日だったが、次の楽天戦はどうだろう。

 

もう一人、8回に大山が登場した。

入団時は先発と見ていたが、使い方を見ているとすべて後ろで使われている。

今日の登板が4度目、これで5イニングを熟したが、内容の良さに驚く。

 

球速は今日はmax150km、軽く投げている割には速い。

5イニングの成績は

 5回 0安打 3四球 10K

 

奪三振の多さに驚く。

最現状でなら、後に投げた藤井より安心できそうな感じさえしてくる。

また楽しみな投手が密かに出現した予感がする。

 

明日はモイネロ、相手は三番目の切り札左腕の加藤、前のカードの三戦目の東浜登板の時に比べれば遙かに勝機は大きい。

 

加藤は何しろこの6試合、40イニング近くを投げていて四球はゼロ、今日は出なかったが佐藤や正木、廣瀬あたりが積極的にスイングしていくように思うので、この人たちに期待である。