この二日、ファームのゲームに注目した。

ホークスは現在珍しくドラゴンズと首位を争っているが、順位には関係なく将来の有望株選手への期待感の確認が目的である。

 

特に今シーズンは三銃士をはじめ、笹川やリチャ、数も揃っている大砲候補に目がいってしまう。

 

そんな中昨日のゲームは酷かった。

6-0でリードの最終回に追いつかれてのドロー、ファームとはいえみっともない結果である。

 

押さえのフェリクスの乱調もあるが、気になったのはイヒネのエラーである。

 

5回にもゴロを弾いてエラーにしていたが、この最終回にも二つをやってしまった。

満塁での遊ゴロをセカンドにトス失敗、続いて一塁暴投、先日オリの安達がイニングに三つもやったが、この人も実にポカが多い。

 

ホークスファーム内野陣のエラーを見ると、今シーズンは今まで38個であるが、

  イヒネ 19個

  廣瀬   7個

出場機会の多さもあるだろうが、この二人で70%近くを記録している。

 

廣瀬は一軍に上がってきてからは、捕球後の送球にはやや遅さを感じるが、まずまず熟しており、目立った綻びは出していない。

 

このイヒネについては、入団時は期待感もあったが、現在はすでに諦めが先行、打席でもほとんど注目はしなくなった。

 

一つには全くプロのスピードについて行けないことがはっきりしたからである。

 

ドラワンのせいもあり、出場機会も恵まれているが、打率が0.200を上回れないのである。

見ていてもコンタクトがほとんど出来ていない。

当然空振りも多く、累計52三振、打数に占める三振数が39%であり、さすがのリチャもこの人には叶わない。

今日も3-0の2三振、打率0.190では・・・。

 

 

守れない、打てない、これがホークスのドラワンである。

将来性も個人的な見方では大きくは成長しないように感じている。

 

吉住→風間→イヒネ一軍で可能性も可能性もないままに終わるかも知れない。

 

このゲームでは外れた笹川が早速放り込んで猛打賞、依然好調な証明をしたことは、再度昇格の期待を大きくした。

 

 

前田純も好投、0点台の防御率をキープして、支配下をアピールしているが制球はいいが、今ひとつ球に切れを感じないので上ではどうかなというレベルに見える。

あと一ヶ月この人にも注目である。

 

今日のゲームでは調整中の板東が久々に登板した。

 

 3回 27球 2安打 無四球 1K 失点0

 

まだまだ好調時の内容ではなかったが、後半戦には必要な投手、じっくり調整して戻ってきて貰いたい。

 

明日からはレギュラーシーズンの再開、ロッテ相手だが、ホームだけになんとか勝ち越したい。

 

ホークスは先発ローテ順を組み替え、まずはスチュワート→大津→モイネロで入るらしい。

日曜日で回ればモイネロにも勝ち星が増えることになる。

 

明日は不安定投手のひとりのスチュワートJr、リズムが悪くいつも心地よく観戦できない投手である。

 

日曜日の登板が指定席であった佐々木がまた回避するという。

メジャーに向けての温存作戦は明らかであり、今シーズンは出たり休んだりで、長いイニングも避けながら終える計画なんだろう。

 

若いのに今からこれでは将来が懸念される。