昨日のゲームを写すようなサヨナラである。
最終回、今日も先頭周東のライト安打の出塁からドラマが始まった。
後ろには最強の三人が控えており、みんなが誰かの一発で逆転サヨナラを描きながら観戦しているのが伝わってくるような雰囲気が生まれた。
この場面でそれに応えてくれるのが今のホークスクリンアップである。
まるでドラマが目の前で実現するのは、怖いくらいにさえ感じてしまう。
周東が走ったあと、柳田安打→山川DB→近藤ライト越えで一気に同点、逆転サヨナラである。
山川の手首のDBが心配であるが、こんな状況で骨折だけはないことを念じている。
今のホークスにブレーキがかかるとしたら、この三人の離脱しかないと思っているので何とか打撲で済んでほしい。
こんなドラマが起こったの要因の裏にはなんと言っても武内の突然の交代がホークスに味方したことがある。
周東に投げた直後に突然ベンチに戻った。
おそらく爪か指のマメに異常が起きたのだろう。
そのまま完封される流れだったので、これもホークスに味方した。
武内 8回 100球 4安打 1四球 4K
これから何年もこの投手には、苦しい戦いを強いられるのは間違いないので、攻略法を考えざるを得ない天敵になりそうだ。
ホークス大関も予想していた以上の投球を見せてくれた。
1日の楽天戦では立ち上がりから1,2,3回と失点が続いて、4回で降板して以来の久々の登板、不安いっぱいで見ていたが、すっかり調子は戻していた。
大関 8回 119球 4安打 3四死球 2K
今日は初回の失点のあとは、全く相手に得点を与えるような場面さえ作らなかった。
安定した先発の柱として定着できるかどうかの不安定さもあったが、今日の出来を見ては今後も期待せざるを得ない一人になったことは心強い。
ゲームが終わりCHを変えて2分、ロッテが岡のサヨナラの一発でハムを破る場面が見られた。
これで2位とのゲーム差が6.0と最大に開いた。
この差を失わない試合を続けていけば昨年のような事はないので安泰である。
川村は前回武内を打ったことから、野村勇は左投手だからという理由だろうが、この先発は全く期待できない状態にある。
それでも先発に選んでくるのは、監督に何かを期待させているのだろうか。
海野もそのひとりでバントも出来ない打者で、チャンスでこの人たちに回ってくるのだけは避けてほしい。
ホークスといえどもまだ9人中、3つの打席は安全パイで残っている。
欲を言えばきりがないので、このくらいがちょうど良いのかも知れない・・・。