今日も近藤と山川が強引に白星をもぎ取ってくれた。

本当に柳田、山川、近藤・・・誰かが勝利へ引っ張ってくれるのはなんとも頼もしいクリンアップ、昨シーズンでは考えられない粘りのある打線だ。

 

藤本監督時代には、走者を溜めてもあと一本で数え切れないほどゲームを落としてきたホークスだが、ここまでの所は逆に苦境からでもなんとかしてくれる期待があり、その期待をこのクリンアップの誰かが実現してくれている。

 

今日も投手戦は予想できたが、いきなり初回に二死から栗原の今度は捕球ミスから先に失点した。

 

ただ直ぐに山川が9号で追いつくのが今のホークスの強いところである。

今日は珍しく外角をライトスタンドに放り込んだ。

 

 

その後は救援陣がお互いに奮起、連打が出る雰囲気もなくドローが見えてきた最終回に先頭の近藤が2ベースである。

やっぱり近藤では何とかしてくれる打者である。

 

 

 

 

ここでリチャもよく頑張ったが、明らかに師匠に見守られての粘りが感じられる。

ボックス内での落ち着きもあり、期待していた先発出場も現実的になりそうだ。

川村は少し壁が見えはじめ、球が上がらなくなってしまったので、また周東に譲りそうな気がする。

 

ずっと期待して見ているヘルナンデスに白星が転がり込んだ。

 

本当に球の強さには惚れ惚れしているので、この勝利は個人的にも嬉しい。

154kmは嘉弥真など比較にもならないし、先にはモイネロくらいの位置を獲得しているように感じている。

 

毎回好投している有原、モイネロのゲームは対戦相手投手の巡り合わせで、楽な勝利をつけてやれないのはいつも可哀想な気がしているが、そこは年俸で十分に評価して貰っている二人なので、若い投手の様な目では見ないことにしている。

 

明日は石川が先発陣に戻ってくる。

相手は先発が枯渇、お得意のブルペンデーになりそうである。

 

おそらく今日後半に対戦した5人が繋いできそうだが、今日を見ていると、これが結構キレのいい球を投げる投手で予想外に苦戦していたので、明日も安心は出来ないが、石川が2点くらいに抑えてくれたら三連勝は出来そうだ。