両先発からして、僅少差の投手戦と予想していたが、まさしく一点を争うゲーム展開となった。
モイネロも毎回打者の援護が少ない巡り合わせで気の毒だが、相手が今井では今日の所は仕方もない。
ただ7回108球、3安打はさすがである。
たまたま金子に出会い頭のような一発を浴びてしまった。
このまま行きそうな流れの中のワンチャンス、7回に二死四球の栗原をおいて代打にいまや切り札的存在になってきた中村晃が見事にライトへ。
半分諦め始めていたゲームがこれですっかり分からなくなってきた。
ホークスの後ろは松本→オスナ→津森(→藤井、杉山、石川)、あとは十分残っておりサヨナラを待ったが、周東と川瀬で決めてくれた。
8回、早々に二死から出た山川にPRを送っていたために柳田を申告敬遠されて回ってきた川瀬だったが見事にサヨナラを決めた。
山川だったら併殺だったかも知れないと思うと大殊勲だ。
積極的な打席が功を奏したように見える。
オスナも今日は少しよくなっていた。
空振りはまだ少ないが球速が153,4kmを簡単に投げ込めていたし、制球もまずまずで今後は好調時に戻る兆しが見えた。
逆に制球が全く悪く苦しんだ津森がなぜかこれで4勝0敗である。
一つくらいモイネロに上げて貰いたい。
ところで今日のファームで和田が先発した。
7回 112球 6安打 1四球 12K 2失点
球速は明らかに上がってきており、max146kmもあり平均も142kmだ。
制球も崩れることなく、もう一試合くらい調子を見て上がってきそうだ。
幸い先発陣が踏ん張っていて、週5ということもあって急ぐ必要もない。
5回100球の目処を超えて投げられたのは大収穫で奪った三振も空振り7個、見逃し5個とキレもあった。
明日は東浜が先発、このところの安定感は昨シーズンと比べれば相当上がっており、打撃陣も3点取ってやれば十分な気がしている。