ライオンズによもやの三連勝である。
熊本でハムにやられた時には、するする相手先発からみて、週末にはすっかり貯金がなくなっているのではとの不安も感じていたが、逆に四つも貯金が出来た。
難敵相手にラッキーだった。
この5戦、やはりホークス先発陣が予想以上に頑張ったという印象が強い。
一番不安視していた先発のコマ不足が、週5試合ということもあるが、伏兵的な投手の踏ん張りが目立つ。
今日年発もカーターJrか大津の選択だったが、ここもベンチも間違わなかった。
今日の大津、制球という面では今シーズンの先発陣の中でも出色だった。
ほとんどの打者に対して、2球で0-2と追い込む場面がかなり多く、球数も
省け、相手に多彩な変化球を絞らせなかった。
8回、押さえに出てきた津森が3Kで封じはしたが、大津とは逆に2-0から始まって、フルカウントまでいたのとは好対照である。
前回のロッテ戦と今日の内容を見ると、モイネロに続いてこの大津も今後のローテ投手に名乗り出るように見える。
登板の結果は分からないが、東浜、モイネロ、有原、大津、四人はひとまず先発要員として確保出来たことになる。
もう一試合見てみたいが、ここに石川、jr、大関にいずれ和田も入ってくるだろうから、なんとか形だけは整ってきた。
来週末にはドラワンの前田もファームでデビュー予定らしいので、交流戦あたりには
ほかのドラフト加入投手も出てくるかも知れない。
今日の注目打者では、昨日から無茶振りを控えだした柳田が今日も三安打、右投手だったせいもあるが、左投手相手でどうなるかが楽しみである。
栗原も今日は二安打したが、物足りないスイングである。
不振を気にしているせいだろうが、振るというより当てに行くスイング、これでは内野を越すのが精一杯、およそ栗原の打球ではない。
ひとまずこんな調子でやっている内に、早く本来の強くて早いスイングに戻してほしいものである。