再調整となっている先発和田と押さえの藤井の二人が登場するというので、タマスタのウェスタンをじっくり観戦である。

 

和田はかなり回復しているように見える。

昨日は10安打6得点と打たれた相手のオリ相手に、予想以上の内容であった。

  6回 75球 4安打 0四球 6K 失点0

 

ファーム相手で見下ろして投げているのだから当然ではあるが、上では6回までこんな球数でいくことはまずない。

 

この大きな要因は制球が完璧なほど良かった。

それにスピードはmax142kmと好調時に比べれば2,3km出ていなかったが、オープン戦最後の登板時はほぼ130km後半だった。

ストレートでも変化球でも空振りが多く取れていたのを見ると、おそらくキレも良くなって来たのだろう。

 

来週のオリ戦あたりに先発、まずは5回まで1,2失点の投球くらいやってくれそうな気配を感じる。

 

最終回に登板の藤井は球数がわずか11球だったため、判断しにくいが、まずまずに映った。

これも相手はファームの格下打者であり、得点差からも何の緊張も要らない状況だったので、鵜呑みには出来ない。

 

本人は下半身の動きと上半身がうまくマッチしていなかったのが不調の原因で、少し改善しつつあると語っているが、10日間の抹消明けに直ぐ戻ってこられることに期待したい。松本一人ではやや心許ない。

  1回 11球 0安打 0四球 2K 失点0
 

今後は交流戦が始まるまでの6週間は、5試合/週が続きその間溢れてしまう先発要員

から石川が押さえの位置でスタンバイするという。

 

 

打線の方は、初回一番からなんと6連続安打で4得点、結局17安打で快勝だ。

 

今日は上のゲームがないこともあって、小久保監督と倉野コーチがタマスタに来ていたこともあって、選手たちも相当気合いが入ったものと思われる。

 

17安打で大勝、昨日低打率を指摘したイヒネが珍しく2ベースを2本も出した。

それでもまだ0.91と恥ずかしい数字である。

 

明日は大関と先週楽天相手に快投を見せた北山の投げ合い、本来は怖い相手ではないのだが、好調な投手に低調なホークス打線がどう言う反応をするかが焦点だ。

 

答えは栗原、山川次第である。