まさかの敗戦である。

 

 

先発東浜は、立ち上がりこそやや球が浮き気味で心配したが、直ぐに修正、その後は期待通りの内容で、7回86球、4安打1四球4Kは評価が出来る投球をやってくれた。

 

惜しむらくは被弾をしたソトへの初球がど真ん中に入ってしまった制球ミスである。

一番警戒を要する打者だっただけにバッテリーは少々油断したように感じた。

歩かせても構わない状況だっただけに、残念な配球であった。

 

ただ9回の攻撃は楽しめた。

 

押し出し同点のあとフルベースで近藤になった時にはサヨナラ勝利を確信しての観戦であったが、その近藤が珍しく甘い好球を三度もミスショット、相当力んでいたのが伝わってきた。

近藤ほどの好打者でもこんなことが起こるんだという場面で、ここは残念なポイントであった様に見えた。

 

それにしてもここまでのホークスのゲーム内容を見ていると、あれだけ騒がれた強力打線が全く不発、逆に不安いっぱいで始まった今シーズンの先発投手陣が予想外に踏ん張っていて、5人とも好内容のマウンドを見せた。

 

オープン戦とは真逆の印象である。

 

明日は大津、石川は次カードの頭に回った。

ほどほどの投球は出来るはずだが、初先発でどう平常心で投げられるかがポイントになりそうである。

 

なんとか勝ち越しだけは実現して貰いたい。