一瞬の晴れ間を利用して初めて屋外でのフリーバッティングが行われた。
やはり屋内では分からなかった打球の強さや方向がはっきりする。
見物は昨日書いた4人の大砲打者の(柵越え/スイング数)である。
山川 13 / 46
柳田 9 / 53
近藤 6 / 50
ウォーカー 5 / 55
今日の限りではやはり山川の打球がダントツに目立ち、スタンドからも拍手が起きてしまうほどである。
強いて上げれば左投手相手では苦戦していたのが気になったが、過去もそれほど苦手にしていた訳でもないので、たまたまであろう。
ここに栗原も加わるのだから、ネット裏で注目していた王会長、小久保監督、城島アドバイザーもにんまりである。
観客の山川への拍手を見ていても、ここまでのバッシングも消えてしまった感じがした。
ところで今日は久しぶりにモイネロの姿が映った。
先発でスタートすることが確定したそうだが、やはり故障の影響は気になり、登板するまでは大きな期待も出来そうにない。
今週、二人の育成の外国人選手が入団発表をした。
一人は久々にキューバから来たダリオ・サルディ左腕投手(18歳)である。
コラス、ロドリゲスと煮え湯を飲まされたあと、キューバは敬遠していたようだが、ドミニカ勢が多くなり、おそらくモイネロの話し相手としての入団ではないかと感じている。
比較的低いモイネロの年俸を1,000万アップさせたと思えば安いものである。
フォームが似ていて変化球投手らしいが、成績を見ると四死球が異常に多く、おそらくノーコン投手なのであろう。
もう一人は年末にここで書いた謎の16歳選手デービッド・アルモンテだ。
メジャーからも声がかかり、年俸100万ドルと公表されていて、10万ドルの間違いではないかと書いたが、やはり一桁違っていた。
正式には年俸は外国人育成選手の定額1,000万円であった。
見た目からも少年っぽくかわいい印象であるが、打撃には自信がありそうで、0.300以上は出来ると語っていた。
成績を残せばおそらくドミニカの板東になりそうなくらいハンサムに見える。
直ぐとは行かないまでも、4軍で同じ遊撃手の19歳イヒネと競うのも今から楽しみである。