0 - 0 という久しぶりに見る引き分けに終わった。

 

佐々木相手でほぼ負けを覚悟の観戦だったので、黒星が一つ減ったという点では万々歳の結果でもあった。

 

要因は強い風の助けがあった様にも思える。

ゲーム前佐々木の酷評は110球と吉井監督が語っていたので5回までノーヒットの12Kとほぼ得点の期待は皆無であり、まだ89球まだ2イニングは行くと考えていたのが、5回で降りたのはラッキーだった。

おそらく強風で制球が侭ならず、佐々木にしては相当荒れていたので過度な疲労を避けたのかも知れないと思っているが、このところの原因は分からない。

 

反面、石川はこの風に助けられたのか、パワーカーブが面白い様に決まって、最近の登板では一番スムースな投げっぷり、危ない打球も風に押し戻されて簡単な飛球で打ち取れた。

 

ただ佐々木が降りた6回以降は相手投手は格下ばかりの1イニングづつの継投であったにも拘わらずあと一本がなかった。

 

特に7回は一死満塁のチャンスにガルビス、甲斐が簡単に凡退の場面にはガッカリである。

昨日はこんなチャンスで甲斐に代打佐藤を求めたのに今日はなぜなかったのだろう。

こんな場面で使うためにと、代打に切り札として野村大を呼んでいたのにである。

全く不可思議な選手起用を乱発する指揮官である。

 

12回の最後の攻撃で無死一塁の場面でもアストゥディーヨに野村を使わず、またもや佐藤、全く懲りない人である。

おまけにエンドランのサインで空振り、走者の三森が2塁で殺された。

虎の子の走者を無駄死にさせた。

 

裏の守備でも、野村はファーストが守れるのでそのままアストゥのあとを任せられる。

ボールコンタクトが劣る佐藤を上に置き続ける理由を聞いてみたいものである。

三森も含めて、好き嫌いも入っているのかも知れないと思う様にまでなって来た。

 

その三森、9回栗原の2ベースで代走に登場、アストゥディーヨの詰まったショートへのハーフライナーで飛び出して併殺を喰らっている。

外野手ならともかく、三森は二遊間が専門でもあり、打った瞬間に打球音や飛び出し速度で、即座にどういう打球かは判断はつくはず、今度は自らが虎の子であったにも拘わらず、

判断ミスで憤死である。

 

勝てるチャンスさえあったゲームを分けてしまったのが残念だが、諦めていた黒星がドローで済んだと前向きに考えるしかない。

 

明日は初相手のメルセデス、格下もいいところではあるが、反省ばかり口にしている東浜では不安がつきまとう。