二人の年齢、合わせて76歳というベテラン同士の先発は田中の勝利だった。

10安打を放ったホークスが7安打のLに0-3の完封負けである。

 

お互い調子が出ない二人だったが、ホークスは、初回二死2,3塁、一死2,3塁のチャンスを潰したのが痛かった。

バッティングを誉めたばかりの甲斐がスクイズを二度も失敗、バント下手だけは昨年とちっとも変わっていなかった。

 

和田は伏兵安田に浴びた一発は仕方もないが、二人の走者がどちらも四球で歩かせていたことがこの試合を潰す結果になった。

今シーズン、四球撲滅を掲げており、当初はかなり少なく、功を奏していたが、この所はそれが狂い始めている。

 

8番問題について試合前、監督はファームの増田と柳町の昇格もあり得ると、コメントしており、ようやく反省したかと感じた。

 

 

昼間のゲームで増田が5打席で3安打2ベース2本と2四球、絶好調の結果を聞いていたためであるが、拘っている50打席はどこに行ったのだろう。

 

所がこの日は皮肉にも上林がなんと3安打、またまた”どうする藤本”の発生だ。

上林もたまたまという感じもあり、もう少し観察しないとなんとも言えないが、今日の相手にはタイミングは合っていた。

 

 

そのファームだが、先発した武田は今日も冴えず、三森も相変わらずの打席で見通しは暗いままである。

明日は大関の予定なので雨天が免れることを期待するが、あとの二ゲームが流れれば、

この一敗は痛い。