2023シーズン、まずは素晴らしいスタートが切れた。

 

 

まず先発の大関が期待を上回る快投を演じてくれたことが第一の要因である。

キャンプから見てきて、この人が今シーズンのホークス先発陣のの勝ち頭と確信していたが、益々現実になる様に感じる1勝目だ。

 

 

球速は150km前後のmaxだが、キレがいいので空振りも多く取れた。

  7回 2安打 2四球 0失点

終盤少しもたついたが、踏ん張った。

しばらくは山本や佐々木とはぶつからないので、かなり貯金を増やしてくれそうだ。

 

打線はWBC組の加入で活性化出来たようだ。

やはり近藤という起爆剤選手が加わったことで、不振だった打線が大きく変わった様に見える。

 

さらに栗原が新4番打者の責任ををみごとに果たした。

今までどんなことがあってもここには柳田を据えてきたホークスだが、いよいよ新旧交代の

時期が来た気がしている。

これをスタートに今後数年間はホークスの4番打者として定着するような気がしている。

 

これまでの柳田の成績や貢献は本当に賞賛に値するのは当然だが、やはりどんな選手でも年齢の壁というものは必ず来る。

 

不調な姿も一時的なスランプであり、必ず回復すると信じてはいたが、この二年、そして今シーズンのキャンプからの姿を見ていると、ついそんな事を感じる。

若い若いというイメージで応援してきたが、気がつくともう35歳なのである。

 

相当苦しんでもいるだろうが、空振りが異常に目立ち、何か年齢的な課題が生じてきているのではと思わざるを得ない。

 

この人と同様、調子が全く上がらない選手が気になった。

一人は今宮、昨年のキャリアハイの成績から、今シーズンもと思っていたが、オープン戦から全く精彩がない。

柳田ほど年齢の問題はないのだが、どこか足腰に故障を抱えての出場かも知れない。

 

もう一人は監督が評価している正木である。

昨年も同じことを何度か書いたが、ここ一番のチャンス場面では全く手も足も出ない結果で終わっている。

今日も5番という良い打順を任されているにも拘わらず、二度も見逃しの三振は最悪だ。

昨年も幾度となく見せられたチャンスでの見送り、一向に成長していない。

特に2回の無死2塁の場面では、危うく大関の白星も消えるかと心配した打席であった。

 

今宮には周東、ガルビスが控えているし、正木は牧原を戻しても良いのでは・・・。

 

明日の相手は種市という。

開幕二戦目で出てくる投手という印象が全くない。

佐々木こそいないが、それにしてもこの人しか候補がいないものなのだろうか?

 

おそらく緒戦以上に勝算は大きいように思っている。