Blue Bottle Coffee Begins | In The Groove

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ブルーボトルコーヒー

 

2014年9月17日付ブログ“It's a Wonderful Life”で、「サードウェーブ・コーヒー(第3の波のコーヒー)」をはじめ、東京における最先端のカフェ市場の今について詳細に触れたが、昨年10月にオープン予定だったサンフランシスコ発『ブルーボトルコーヒー』が約4カ月遅れで、日本国内第1号店を本日2月6日(金)、江東区白河にようやくオープンする。

 

2002年創業の『ブルーボトルコーヒー』の豆を取扱ったカフェ『POTLUCK(ポットラック)』は、今から6年前の2009年秋に、ニューヨーク発のセレクトショップ「オープニングセレモニー」地階(渋谷西武モヴィーダ館)にオープンし、当時のブログでも取り上げたが、同セレクトショップ移転に伴い、同店は撤退した。

 

そして、いよいよ「ブルーボトルコーヒー名義での日本での営業が新たに始まるわけだが、第2号店青山店>は3月7日(土)、表参道の交差点から徒歩数分の場所(港区南青山3-13-14)に、第3号店代官山店>は代官山の新商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)内に、それぞれオープンする。

 

コーヒー界のアップルと形容される「ブルーボトルコーヒーとは一体、どういうコーヒーなのか、簡単に言えば、「量より質」を追求した「職人気質」のコーヒーだろう。ブルーボトルコーヒーの本社は、サンフランシスコのオークランドに構えており、サンフランシスコニューヨークロサンジェルスにおいて現在カフェを展開しているが、世界展開を始めるにあたり、最初の都市として、ここ東京を選んだのだ。いよいよ、ブルーボトルコーヒーの新しい物語が始まる

 
尚、ブルーボトルコーヒーについて知らない人には、東洋経済オンラインの2月5日付コラム“スタバ以上の旋風?「ブルーボトル」の自信”が参考になるかもしれない。また、雑誌『WIRED』(2014年7月号増刊)では、ブルーボトル社の創業者で、もともとクラリネット奏者だったジェームス・フリーマンの言葉をはじめ、「ブルーボトルコーヒーの夢」が語られている。また、ブルーボトルコーヒーをはじめ、東京のコーヒー最前線を知りたいのであれば、雑誌『Pen』(2014年10月15日号/No.369)がオススメだ。先述した2冊に関しては、2014年10月3日付ブログ“The Theory of Prospect”で取り上げた「痩せる行動経済学」について触れた際、当時目を通していた雑誌だ。

 

銀座の大規模再開発

 

東京における熾烈なカフェ市場の競争も面白い現象のひとつではあるが、私的には、東京都心部の再開発から目が離せないのが本音なのだ。都心の再開発を全部書くとスペースがなくなるため、今回は銀座エリアのみ注目してみたい。周知のとおり、建替のため、「東京會舘」(千代田区丸の内/2018年開業予定)が1月31日(土)に、「銀座レカン」(中央区銀座4丁目/2017年開業予定)が同月15日(木)に、それぞれ営業を終了した。

 

銀座エリアでは、数年前のブログでも書いたが、大規模再開発が以下の通り、同時進行中であり、すべて完成すれば、日本を代表するファッションストリート<GINZA>の新たな物語が始まる。

 
モザイク銀座阪急(旧: 数寄屋橋阪急) *銀座5丁目に銀座東芝ビルが1934年完成。

2012年8月31日営業終了→2016年開業予定(11階建)

 
松坂屋銀座店 *銀座6丁目に1924年完成。

2013年6月30日営業終了→2016年11月開業予定(13階建)

 
サッポロ銀座ビル *銀座5丁目に1970年完成。

2014年3月31日営業終了→2016年5月開業予定(11階建)

 

最後になるが、大雪が予想された木曜日、都心部で積雪はなかったが、

 
ロンドンをはじめ、

 
 
   

ニューヨークでは積雪を記録した。


こんな寒い夜には、最高のコーヒーと最高のショコラ、そして素敵な音楽があれば、ハッピーな気分だろう。時計の針は今、2月5日(木)の26時00分を回った。

 

Have a nice weekend!

【追記 / 2015.2.9】「ブルーボトルコーヒー」に関連するRT及び「すきやばし次郎