多角的視点の窓。 | おちまさとプロデュース Tokyo Ochimasato Land

多角的視点の窓。

おちまさとプロデュース Tokyo Ochimasato Land-2009042718440000.jpg

南国に行く時は必ず

南国とはかけ離れた内容の

本を何冊も持って行くのだが


昨日は

衆議院議員

鈴木宗男さんの

『汚名』

を読んだ。


あのいわゆる

『鈴木宗男騒動』

とは一体何だったのか。


おいら達は

メディアで知る

表向きの情報しか

知らないが

この本では

当事者鈴木宗男さん

からの視点での

『鈴木宗男騒動』

の一部始終が

書かれている。


おいらは

ある事象を

一方向の窓からしか

見るのはやめるように

している。


あらゆる

多角的な視点の窓

から一つの物事を

見なければ

決して真実は

分からない。


上からの窓からしか

見なければ丸い形


横からの窓からしか

見なければ長方形


しかし

多角的視点の窓から

見れば

それは

コーヒーカップ

なのだ。


しかし

上からの窓からしか

見ない

見せなければ

それは

本当はコーヒーカップ

にも関わらず


「丸!」


と全員が思ってしまう。


だから

多角的視点の窓

から一つの物事を

見る事が大事なのだと

思っている。


今回は

鈴木宗男さんの

窓から見た世界を

克明に書かれた文章で

初めて知った。


この本が

全て真実だとしたならば

おいらは


クリント・イーストウッド監督

アンジェリーナ・ジョリー主演の


映画『チェンジリング』


を思い出した。


この『チェンジリング』は

実話を元に作られていれていて


当時のLA市警のエゴと見栄が

生み出した救いようのない

メディアコントロールと

隠蔽の話だ。


この時代と

本質的には

何も変わっていないのだろうか。


多角的視点の窓

で見る以上

一つの窓だけを

全て信じる訳にはいかない。


しかし

冷静かつ力のある筆は

石をも通す。


これからの

行方を見続けていたい。


おちまさと


一方


『12歳の文学』


という

小学生の小説大賞の

受賞作品を集めた本も

読んだ。


この本にも書いてあったが

よく

「小学生の頃しか書けない

ものがあるはず」

と言うが


というよりも

本人たちは

すでに

プロの小説家として

書かれている感じがした。


特に

大賞作品は

すごいね。

会ってみたいな。