世界中で日本人は『農協月へ行く』

中学時代から尊敬し

『百萬男』という番組

で進行役を

していただいた事もある

小説家・筒井康隆先生の小説に

『農協月へ行く』

という小説がある。

とても大好きな

作品だ。

確か

７０年代の作品で

簡単に言うと

ある図々しいがお金持ちの

農協が金があるばかりに

月へ旅行へ行き

月でめちゃくちゃする話。

すごい振り幅。

ブラックディズニー。笑

中学時代に

すごい発想の小説家が

日本にもいるもんだと思い

嫌いになりかけてた読書を

好きにさせてくれたのも

筒井作品たちである。

今回

ハワイに来て

この『農協月へ行く』

を思い出した。

最後の砦的であった

あるホテルも

ついにこの作品状態に

変貌して来てしまった。

世界中の人が集まった

静かなプールサイドも

日本人家族だけが

もはや市営プールのように

大声で遊び水しぶきを

プールサイドにかける。

本当に騒いでいる声は

日本語しか聞こえない。

このホテルだけは

そういう事に

厳しかったはずなのになぁ。

もしかして

この経済の悪化

そして

円高で

日本人の宿泊率が高く

背に腹もかえられず

って感じか。

不況は

いろんな事に

連鎖するなぁ。

おちまさと

ホテルも

毅然とした態度で

マナーを守り続ける所は

コンセプトを曲げずに

頑張って欲しいもんだ。

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