『ブラックジャック』が大好きだった。 | おちまさとプロデュース Tokyo Ochimasato Land

『ブラックジャック』が大好きだった。

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小学生の時
風邪で学校を
休んだ時

母親に

「好きな物を買って来てあげる」

と珍しく言われ
頼んだのが

「『ブラックジャック』
の5巻から9巻」

みたいな感じ
だったのを
憶えている。

好きだった
『ブラックジャック』

何が好きかを
一言で言えば

「子供を子供扱いしないで作品が作られているところ」

だった。

『少年チャンピオン』の
連載で
小学生も読む訳だが
全く読者を
子供だと思っていない
コンセプトと
ストーリーに
ハマったのだ。

小学4年生の時に

「スクリーンの向こう側の仕事をする」

と決めてしまっていた
おいらは
手塚治虫という人の
それまでの偉業を
知らずに

「この手塚治虫って人は伸びるな」

と訳のわからない
感想を呟いていた。笑

この
『ブラックジャック』
という作品に出会い

「大人になって何か物作りする時は子供相手の物を作る時は絶対子供扱いしないで作る」

と肝に命じた。

その後
大人になり
いろいろな
子供も観るものを
作っているが
一度も
子供扱いはしていない。

子供は
大人が思ってる程
感性は子供じゃない。

登場キャラに
ピノコという
見た目は8歳だが
実は大人の
ブラックジャックが
命を作った
(詳しくは原作を)
女の子が出てくるが

子供も大人
という象徴で
描いたのかなと
今になり考えてしまう。

マンガ界は
今も
子供を子供扱いしない
作品が多いが

邦画やテレビは
子供どころか

大人も子供扱いした
作品が多い。

これまた不思議な

ねじれ現象。

どうなっていくのか
ニッポン。

おちまさと

関係ないが
なぜ今回
『ブラックジャック』を
思い出して
買ったかというと
奥さんを見ていて
ピノコを
思い出したからだ。笑

髪型から行動
どこか似ている。笑