なぜ若い世代にちゃんと伝えないのか? | おちまさとプロデュース Tokyo Ochimasato Land

なぜ若い世代にちゃんと伝えないのか?

いろいろな世界で

中心となるのは

おっさんたちだ。


このおっさん。

おっさんは仕方ない。

それは年齢だから

誰にでもやって来る。


しかし


『おっさん臭い』


は最悪だ。


10代でも20代でも

おっさん臭い奴はいる。


貧乏はいいが

貧乏臭いは最悪


と同じだ。


大金持ちでも

貧乏臭い人も

いるように。


しかし

その”おっさん臭い ”人達が

いろいろな世界の中心で叫んじゃってるから

たちが悪い。


例えば

現在の

ニュースにおける


『ロス疑惑』の報道のやり方だ。


一言で言えば

説明をかいつまみ過ぎ。


「もう皆さん御存じなので

簡単に説明しますが」的。


あのね。

若い人たち

知らないから。

もうそういう時代じゃないから。


ここが

おっさん臭い。

おっさん臭い人たちは

”自分の知ってる事はどの世代も知ってる ”

とマジ思い込みしてる。


いや。

本当に

10代20代にとっちゃ

なんのこっちゃ!?

だから。


「何でこの知らない人が

こんなにトップニュースで

扱われてるの?」


「何か今説明したけど

何か悪い事したの?」


もっと言えば


「何でオレンジのツナギ着てるの?」


だ。


アメリカの囚人服が

オレンジのツナギだって事だって

説明しないと。

そんなに

全て全部自分の知ってる事は

みんなが知ってるはず文化で

処理されては

若者はおいてきぼりだって。


おいらは

日々20代前半の人たちと

仕事をしている。


その度に

この話になり

一人一人に

本質やその頃の喧噪や

マスコミ・メディアの功罪などを

話していくと


「そりゃ、トップニュースだわ!」


と頷く。


ここを

時間をさいて

説明をおろそかに

していくと

若い人にとてもモヤモヤ感を

報道というモノに

抱かせたままにしてしまう。


これは良くない事だ。


もうこうやって

もう一度パンドラの箱の蓋があいた以上

あのバブル前

ネットもなく

テレビが中心で

今の日本人と全てが

微妙に価値観も違ったニュアンスで

生きていた中の

あの2年間ぐらいの

貴重な出来事を

ちゃんと本質と共に次の世代に伝えなければ

いけないのではないだろうか。


若い人たちを

おいてきぼりにしてはいけない。


なぜ

説明が

簡略化されているかと言えば

全ては

視聴率だ。


その説明に

いったい”尺 ”(時間)を

どれだけさくのか。

それよりも

その知らない世代の為に

長々と尺をさくよりも

他のもっと数字が取れそうな

ニュースをとなっていく。


だから

前から

ここで

言ってるように

報道番組だけは

視聴率をなしにした方がいい。


世代は

突然に

一気に

変わっている。


平成生まれが

20歳を迎えるのが分かりやすい。


今の20代から下は

おっさん臭い人たちが

当然知ってるだろう

という事は全く知らない。


「何で知らないんだ!勉強不足だ!」

って人はおっさん臭い証拠。


知らなくて当然。

その時生きてないし

体験していない。


だからこそ

かつて

大騒ぎになったモノなどは

丁寧に若い世代にちゃんと

伝えないとならない。


若い世代だって

ちゃんと説明すれば

興奮して耳を傾ける。


「それはすごいですね!」


とみんなおいらの前では

男女問わず目を輝かすのが

何よりの証拠だと

思っている。


おちまさと


どこの世界も

おっさん臭く

なっている所

は説明不足だ。


映画や

ドラマなどでは

説明をかいつまみ

省いて行く事が

いい効果を生む事が多い。


しかし

説明しなければならない世界は

それはサービスの怠慢。

わかる奴だけわかればいい理論は

マスの世界ではありえないのでは

ないだろうか。