演技は下手になっていくモノ。 | おちまさとプロデュース Tokyo Ochimasato Land

演技は下手になっていくモノ。

先日の

松本幸四郎さんとの対談。

今日

ゲラ原稿が来たのだが

見開き2ページなので

いい話が殆ど

カット。


もったいないが

雑誌の宿命。


そんな訳で

惜しくも入らなかった

名言を折を見て

書いていこうかと思う。


今日は

まさに

タイトルに書いた


「演技は下手になっていくモノ」


おいらは

幸四郎さんの舞台を観て


”緊張していないのに緊張感がある”


と思う。


そのバランスがすごい。


緊張している人の芝居を観るのは

こっちが緊張するし

あまりに緊張感がない芝居は

イライラする。


その話題から

幸四郎さんがしてくれた話。


それは

若い頃

幸四郎さんでさえも

ある種天狗になった時期があって

ある舞台で

ある厳しい先輩がいて

初日などは注意をされていたのだが

千秋楽に向けて

どんどん注意が減って行った。

そこで

イケイケの若かりし幸四郎さんは

「どんどん自分の演技がよくなっている証拠」

と思っていた。


そして

千秋楽も終わり

その先輩の楽屋に行き

「どうですか、演技うまくなってますか」

と自信満々に聞いた所


「幸四郎君、演技っていうのはうまくなっていくモノでなく

下手になっていくモノなんだよ」


と言われ

ショックを受けたそうだ。


確かに。


演技は

初めてした時が

一番うまかったりする。


それこそ

緊張と緊張感のバランスが

結果いいのかもしれない。


演技はやればやるほどうまくなるモノと

思ってる人が多い中

”演技はやればやるほど下手になるモノ”と

かの幸四郎さんが今言っている事は

とても衝撃だし

リアルだし

その通りだし

リスペクトだ。


これは

演技以外にも言える事かもしれない。


だから

ビギナーズラックという事も

存在するのかもしれない。


何もかも

やればやるほど

成長するんだ

などという

既成概念は

捨てた方がいい。


もしかしたら

どんどん劣化していく中

戦っていかなければならない事も

あるかもしれない。


深い。


幸四郎語録。


第一弾でした。


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