エステ使い放題の実際:上野某サロン・フェイシャルの場合 | 雪うさぎの40代から始める美肌道

雪うさぎの40代から始める美肌道

40代から進む乾燥肌ケアのための個人ブログです。
私自身が実際に体験したコスメやケアを中心に、独自視点で紹介します。

前回「エステ使い放題の実際:渋谷某サロン・フェイシャルの場合」に引き続き、最近良く耳にするようになった「エステ使い放題」についての体験記です。今回は契約しようと一度は決めたものの、最終的に止めたパターンについて。

場所は上野。

普段通っているフィットネスクラブの直ぐ近くのヘアエステ併設のフェイシャル・エステサロンで、利便性が良いこともあって「フェイシャル」というよりは「炭酸スパ」を多く利用していた。

いつも炭酸スパを担当してくれる担当者のお姉さんが
「開業5周年イベントでフェイシャルが1ヶ月何と!使い放題のプランを特別に提供します」
と、私の髪を洗いながら営業トークした次第。

ぎっくり腰を何度も繰り返していたため”ボディマッサージ”、40代になってから頭皮の乾きや白髪、パサつきが気になって仕方なかったため”ヘアエステ”、この2つについては止む無く大枚叩いてサロンに通っていた私も「これ以上お金はかけられない」とか「自分で何とかするしかない」と思っていたのがフェイシャルだった。

だからフェイシャルに関しては、どれだけお姉さんが熱心に営業トークをしても馬耳東風話を真面目に聞くつもりがなかった。

でも。。そんな私も「使い放題」の言葉にはやはり弱い。

前回の渋谷フェイシャルエステでの成功体験も重なって、さすがに反応しない訳にいかない(^^;

上野サロンで紹介されたエステ使い放題の内容は「25000円弱で好きなフェイシャルエステを1か月間自由にに利用できる」だったと思う。

肝心のフェイシャルエステ内容は時間にすると60分~90分。気になる最新コスメを使用していて、普通に受けるのであればディスカウントがあったとしても5000円以上は必要だろうか「あぁこれ受けて見たいなぁ」と思える充実した内容だった。

ところで使い放題の場合、考慮しなければいけないことが移動ロスと交通費だ。いくら1か月間使い放題だからと言って通うのに2時間、電車代だけで2000円もかかってしまっては元も子もないからだ。

前回、使い放題のプランを使った渋谷サロンの場合、わざわざエステに通うために往復1時間以上の時間が必要だった。それでも1か月の間に10回通った。交通費や物理的な時間の見合いを考えるとまぁ良い選択だったと自己満足している。

今回、上野の場合、近くのフィットネスクラブにはほぼ毎日通っているのでついでにサロンに足を向ければ良いため移動ロスは殆どない。 だからほぼ毎日と言わなくても最低でも15回は通いたいなぁと企みつつ本気で申し込みをしようと思った。しかしいざ契約しようとして土壇場で止めることになった。

なぜか? 

実際に、予約する段階になって明らかにエステシャンのお姉さんの口調が鈍くなったためだ。本当はそれ程、来て欲しくないのだなぁ・・と言う気持ちがヒシヒシと伝わってきたらといっても良い。

さて1か月フェイシャルエステ・使い放題プランを契約しようと受付を訪ねた際、出来れば1ヶ月分をまとめて予約してしまいたいと「実際に空いている時間を教えて下さい。」と聞いてみると「お客様の都合の良い日を教えて下さい」とオウム返し。

会社勤めをしている訳でもなく、小さな子どももいるわけでもなく、ご飯の支度をしなければいけない相手が居るわけでもない(要はひとりってことです^^;)の私にとってエステが空いている時間に自分の都合を合わせることなど朝飯前。だからこそこちらから「空き時間」を質問したのに「月5回来て頂ければ元が取れますよ~」と何回も繰り返すお姉さん。要は月5回程度に収めて欲しいという気持ちの現われなのだな、と思って堂々巡りの会話を止めた。

「わかりました。今回はやはり止めておきます。」

契約する気持ちがないことを伝えたものの、エステのお姉さんから強いどころか一切の引き止めはなかった。言葉にこそ出していないが「使い放題」と言っても、毎日のように来るつもりの客は相手にしたくなかったと言うことだろう。

「損して得を取れ」ではないけれど、もしもあの時、エステ予約が思うように出来たのであれば、私は多分今もあのエステに通っていただろう。だって物理的に毎日通えるほどの居心地が良いエステはそうは簡単にないのだから。