東京ハヌルです。
前回、大人気、韓食のビュッフェ、
ハンシク・オルバン大学路店をご紹介しましたが、
オルバンでお腹いっぱい韓食をいただいた後
韓国人のお友達家族が朝鮮王朝時代へと誘う
プチナイトハイキングに連れて行ってくれました。
関連バックナンバー
韓国からアニョハセヨ〜大人気☆韓食・オルバンでお水漬け飯？
オルバンから北へ漢城大入口駅方面に４００ｍくらい歩くと
左手の高台に恵化門が見えてきます。
恵化門(ヘファムン)は、朝鮮王朝時代の都を囲っていた
城郭の８つの城郭門の内の四小門のうちの１つ。
演劇の街・大学路(テハンノ)エリアにあって、
駱山(ナクサン)公園から城郭沿いに北へ降りていけば、
恵化門へ到着します。
恵化門の横にいい感じで月がでていてとても幻想的。
今回私達は、恵化門からスタートして城郭を登って
駱山公園を目指すプチハイキングコースにトライ。
この城郭にそって階段をひたすら登ります。
途中からは階段ではなくゆるやかな坂道になります。
すでにこの時点で夜景が美しい。
駱山公園がゴールだったので城郭をこれ以上は進まず
遊び広場という夜景ベストスポットで終わり。
ここからは先は東大門方面に城郭が繋がっています。
恵化門から東大門までは１時間くらいのコースということです。
遊び広場から見たソウルの夜景。
ソウルはスモッグがひどく、
夜景がクリアに見えることがあまり無いのですが、
今日はラッキー。
とてもキレイに見えました。
駱山(ナクサン)公園は、
文化の香りのする演劇の町、大学路にある事、
丘の標高がパリにある”モンマルトルの丘”と
ほぼ同じなどの理由で
”ソウルのモンマルトル”とも呼ばれています。
小高い丘にあることから見晴らしが良く、
夜景が美しいスポット。
また、『華麗なる遺産』『シークレットガーデン』
『カインとアベル』『パリの恋人』やなど
ドラマの撮影地としても有名です。
中央広場には駱山公園の事が勉強できる展示館や
トイレ、自動販売機などもあります。
駱山公園の地面に埋め込まれていた
四葉のクローバー
あまりにもカワイイのでパチリしました。
何なんだろうか？
今回私たちは、恵化門からスタートして
遊び場広場で夜景を堪能、
中央広場で少し休憩して駱山公園入口から
地下鉄４号線恵化駅に戻りました。
コネストHPより
少し前まで駱山公園の周辺は”タルトンネ(月の街)”と言われる
低所得者層が多く住んでいた地区だったとの事です。
タルトンネは傾斜のきつい高台や、階段の多い坂の上など
条件が厳しい地域のことで、
月に届きそうなほど高い場所にあることから
この名がついたそうです。
つまりスラム的な地区。
そんな地区にこんなロマンティックな呼び名をつけるなんて
さすが詩的感覚がすぐれている
韓国人ならではだな〜と感心してしまいました。
タルトンネはまだ一部残っているようですが
現在は開発が進み、
また環境改善のために路上美術館という
トリックアート的な壁画や、
坂道の階段に絵が描かれている芸術的スポットです。
インスタ映えする写真が撮れる事で有名な場所でもあります。
残念ながら、私は夜行ったので真っ暗。
写真を撮るにはイマイチでした。
なので今回はコネストさんからお借りしました〜
次回は昼間に訪れ自前の写真をアップしたいと思います。
路上美術館・階段に描かれた鳥の絵 コネストHPより
この恵化駅から漢城大入口周辺が
ソウルのお気に入りの場所の仲間入り。
半径１ｋｍもない小さな地区に
劇場がひしめく演劇の町大学路、
歴史を感じられるソウル城郭、恵化門、
多くの芸術家が集まる路上美術館
少し北に行くと超高級住宅街の城北洞
そして月の街・タルトンネ、
なんでもアリのThe ソウルといった感じです。
ソウルに行く機会があれば
有名観光地だけではなくこの周辺を散策するのも
オススメです。
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東京ハヌル