さて、今回は、最近、夢の第一歩を踏み出した、陸上とは無縁のゆうとの姉 

Hさんの話をしようと思います。

 

最初に念の為のお断り。

決して、長く続けたから偉いとか、長続きしないからダメという意図は一切ございません。

 

 

 

バレエを始めたのが2歳1ヶ月。そこからバレエ一筋の女の子です。

当初、レオタードの下には紙パンツという、斬新なスタイルでのスタート。

 

早くても3歳、通常4、5歳から始めるのが一般的なようで、某有名バレエショップにもサイズのあう既製品のレオタードは販売しておらず、ネットで個人の方にオーダーしておりました。

初めての発表会は、幼稚園のお遊戯会に毛が生えたような踊り。 微笑ましいといえばそうなのですが、バレエには程遠く💦💦

でも、ビビデバビデブーの音楽に合わせて踊るHさんは可愛かったです。(親バカ)

歌いながら踊る革新的な踊り。 歌の歌詞がなぜか「お買い物は楽しく〜ビビデバビデブー」と歌っていたのは、今でも謎です。(本当は「歌え踊れ楽しく~」です)

 

教室のお姉さんに憧れてコンクールに出たいと幼稚園の年長あたりからコンクールウォッチャーとなり、いざ、コンクールクラスの許可がおりたのは、小3の誕生日。

先生から「たくさんたくさんコンクールを観て、友達を応援して、一生懸命なHちゃんをコンクールクラスに誘わないわけにはいかない。来月からコンクールクラスにおいで」と言われた娘は、涙で顔がぐちゃぐちゃになりながら、「今まで生きてきた中で1番嬉しい誕生日プレゼントです。ありがとうございます。」とそんな謙虚な時代もありました。

 

しかしながら小学生時代は中々コンクールで結果がでず、10位〜30位辺りをいったりきたり。小学生時代の最高位は6位でした。 発表会などでは、群舞(コール・ド・バレエ)なのにクセのある歩き方で一目でどこにいるかわかる始末。 (群舞は、その他大勢で主役を引立たせるため、一糸乱れぬ踊りをする人達です)

やっと2位に入賞したのは中学2年生の冬。

発表会でソリストの役を頂いたのも、群舞で目立たなくて(良い意味で)、見つけられなくなったのは中学生になってからでした。 とても長い道のりでした。(ここですでに10年以上経過 )

去年の11月に受けたオーディションで、バレエ団の契約ダンサーとなりました。 おめでとう!

 

3月末にプロとして、初めてバレエの公演に出るため、12月からリハーサルの日々をおくりつつ、高校受験もしないといけない。 コンクール(3月中頃、申し込みは夏)にも出ないといけないし、コンクール用の練習もしないといけない。 忙しさでシンドイ日々。 よく頑張ったなと。

3月末、沖縄でのガラ公演。 家族と離れ1人で沖縄に行き9泊10日のリハーサルと本番をやってきました。 日本のトップダンサーの方々と共演出来たことは、ダンサー人生を歩み始めたHさんにとって凄い財産となったと思います。

 

1つの事を長く続けるのは、とても大変ですよね。

苦しい事、辛い事、悲しい事がほとんどで、嬉しい事はほんの少しと感じる方の方が多いと思います。

Hさんもその1人。 苦しくて、辛くて、家で泣いたこともたくさん。 でも、諦めなかったHさん。

自分の娘ながら凄いなぁと思っています。

 

そんはHさんも、バレエ歴14年目に突入。 バレエ歴は中々の長さ!

継続は力なり! と言ったところでしょうか。

 

今はまだまだでも、諦めずに1つの事を続けてみる。

とても難しく大変なことをしているHさん、親としてできる限りバックアップしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ゆうとにも何か頑張れる事を見つけてほしいと思いますが、親があせって熱くならないよう気を付けている今日この頃です。