新神戸駅には、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。
神戸と言えば「神戸ビーフ」が有名ですが、
兵庫県には但馬牛もあります。
但馬牛は、
古くは平安時代の書物に「耕運、輓車、食用に適す」と記されていました。
骨が細く、皮下脂肪が少なく、良質な筋繊維を持つ但馬牛は、
「赤身と脂の旨さ」の絶妙なバランスが特長です。
日本で有名な神戸牛や松阪牛、近江牛といった日本が世界に誇るブランド牛は、
その牛(素牛)は但馬牛であり、但馬牛はブランドビーフのルーツなのです。
神戸牛、松阪牛といった牛の品種は存在しません。
その但馬牛を使用した駅弁が「ほんまもん但馬牛めし」です。
パッケージは、
金色の地色に薄く神戸の街が描かれています。
真ん中に黒の筆文字で「ほんまもん但馬牛めし」と書かれています。
その横に小さく白文字で、
「神戸肉流通推進協議会会員が作った本物の但馬牛めし」と書かれています。
パッケージの脇には、
「兵庫県産(但馬牛)とは、本県の県有種雄牛のみを歴代にわたり交配した但馬牛
を素牛とし、繁殖から肉牛として出荷するまで当協議会の登録会員(生産者)が
本県内で飼養管理し、本県内の食肉センターに出荷した生後18ヵ月令以上から
60ヵ月令以下の雄牛・去勢牛で、歩留・肉質等級が「A」「B」2等級以上と
されます。
但馬地方の豊かな自然で育った但馬牛の肉質は柔らかく、脂質の良さがわかる
モノ不飽和脂肪酸の割合が高いため、肉の絶妙な甘み、コクを味わえます。」
と書かれています。
パッケージを取りフタを開けると、
醤油タレの味付き飯の上に但馬牛のすき煮がのっています。
他には、豆腐煮と葱煮、糸こんにゃく煮、玉ねぎ煮、人参煮、
牛蒡煮がのっています。
すき焼きのようです。
食べてみると、
但馬牛のすき煮は、
味付けも含めとても美味しいです。
味付けご飯も、
おかずの味を邪魔しなくて味もしっかりと感じられ、
とても美味しいです。
玉ねぎ煮は、
玉ねぎの甘さが感じられてとても美味しいです。
人参煮も、人参の味が感じられて美味しいです。
葱煮も素材の味が感じられてシャキシャキとして美味しいです。
牛蒡煮は、味付も美味しく、しっとりとした食感で美味しいです。
糸こんにゃく煮も美味しいです。
豆腐煮は、
豆腐も柔らかくとても美味しいです。
全部がとても美味しいです。
この駅弁の格付けは、
★★★★★
です。