岡山駅では、いろいろと美味しい駅弁が販売されています。
岡山県には、
いろいろと美味しい食べ物がありますが、
県の北西部にある新見市は、
千屋牛の里と言われています。
千屋牛は、
新見市が発祥とされる日本最古の蔓牛(つるうし)の血統を受け継ぐ黒毛和種で、
全国の和牛ブランドのルーツといわれています。
中国山地の恵まれた自然環境を生かし、
江戸時代からの歴史と伝統を守りながら改良を重ねている最高級の牛肉です。
ほどよい霜降りと赤身が特徴で、そのおいしさとやわらかさは絶品です。
子牛の生産から肉牛の出荷まで一貫して手掛け、
直営の店舗や焼き肉店などで提供しています。
特に優れた和牛の系統群を蔓牛(つるうし)と呼びます。
資質・発育・繁殖などで優れた特性を持ち、
中国地方では江戸時代末期から近親交配により系統の維持・固定が行われてきました。
「竹の谷蔓」「周助蔓」「岩倉蔓」は日本3名蔓といわれ、
中でも千屋牛の産地である新見市で生まれ、
造成された「竹の谷蔓」が最も古いと歴史に刻まれています。
体格がよく足腰が丈夫で、資質品位に優れ、
繁殖能力も高いことから全国に広がり、現在の和牛の礎となりました。
それが和牛のルーツといわれるゆえんであり、
新見ののどかな気候風土の中で、由緒ある産地を大切に守り続けています。
その千屋牛を使用したのが、「千屋牛 すき焼き重」です。
パッケージには、
牛の絵と真ん中に黒い筆文字で「千屋牛」と描かれています。
千屋牛の文字の横には、
「岡山・新見 日本最古の蔓牛」と書かれています。
左下には、
「すきや重」と書かれています。
その横には、
「岡山県産黒毛和牛「千屋牛」使用」とも書かれています。
パッケージを取り、透明なフタを開けると、
国産米のご飯の上に、千屋牛のしぐれ煮と玉ねぎ糸こんにゃく煮、
椎茸煮がのっています。
その上には、
れんこん梅酢漬けものっています。
右側には、
玉子焼きと紅ショウガが入っています。
食べてみると、
千屋牛のしぐれ煮はジューシーで肉も柔らかくとても美味しいです。
少し肉が小ぶりにカットされていて食べやすいです。
玉ねぎ煮もすき焼きの甘い味付けがしっかりと染みていて、
美味しくご飯が進みます。
椎茸煮も肉厚で美味しいです。
玉子焼きはあっさりとした味付けです。
お勧めの駅弁です。
この駅弁の格付けは、
★★★★
です。