名古屋駅にはいろいろと美味しい駅弁が販売されています。
名古屋駅と名古屋のリニア鉄道館の限定発売されているのが、
「復刻 昭和39年新幹線開業弁当」です。
この駅弁は、
昭和39年の新幹線開業時に東京駅で販売された幕の内弁当をベースに
復刻された駅弁です。
掛け紙には、
大きめの赤文字で「弁当」と書かれています。
下に小さく黒文字で「東海道新幹線」と書かれています。
右側に大きく日本橋にある麒麟の像の絵が描かれています。
左下に、
昭和39年新幹線開業当時の新幹線の車内設備の図が描かれています。
車両は12両編成で、ビュッフェが2か所ありました。
右下に、
「昭和39年当時のお弁当の掛け紙を出来る限り忠実に再現しています」
と書かれています。
掛け紙を取りフタを開けると、
左側には、
真ん中に小梅をのせ、周りに黒ゴマをちりばめた白飯があり、
右側には、
幕の内の定番の白身魚のフライを中心として、
梅しそ鶏竜田揚げと玉子焼、蕗佃煮、牛蒡入り牛時雨煮、
牛蒡甘辛煮、蒲鉾、桜漬け、蓮根酢漬け、
さくらんぼシラップ煮が入っています。
食べてみると、
味はとても懐かしい味がしました。
白身魚のフライは、
あっさりとした味で昔の駅弁に入っていたなぁと思いだす味です。
玉子焼きもあまり甘くない味です。
牛蒡入り牛時雨煮や牛蒡甘辛煮は、ご飯がすすむ味です。
最近の駅弁は牛肉やカツなどだけの美味しい駅弁が多いですが、
昭和の味の駅弁も懐かしい味でお勧めです。
この駅弁の格付けは、
★★★
です。