おしぼり事件 | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

皆さま
ごきげんよう音譜
 
 
先日、このブログメンバーでミーティングがありまして、いろいろと懐かしいお話をしておりました照れ
 
 
CA時代には、良いことも悪いこともたくさんの経験をさせて頂きましたが、中でも記憶に残っているフライトは…と言うお題になって
わたくしの頭の中は
 
“お・し・ぼ・り”
 
と、この4文字に支配されました笑い泣き
 
 
今だから(もう時効!?)ということになりまして
笑い話としてお話させて頂きます真顔
 
 
新人CAにはちょっと恐怖な朝のTYO-OSA便滝汗
まさにビジネス路線
その日のポジションはB747型機のL2担当
      (今はB747はもう飛んでないのかな!?)
大きな飛行機の2番目のドアです!!
 
 
L1(1番前のドア)はチーフパーサーが担当
到着すると、地上係員と引き継ぎを行なっています
飛行中に、なにか発生したときは特に念入りに行います
それが終わるまでお客様には降機を待っていただきますショック
 
と、なると乗り慣れたお客様はL2ドアに殺到してきますビックリマーク
 
 
はい、そうです…
かなり、L2担当は責任重大ですアセアセ
 
 
先程も申しました、朝のTYO-OSA便です滝汗
 
 
そして、この日はかなりのディレイ(Delay到着遅れ)ガーン
 
 
わたくしは1秒でも早くドアを開けてもらおうと
全神経を集中して
地上係員にオッケーサイングッド!を出しましたビックリマーク
 
 
いざ、ドアが開いて先頭のお客様から動き始めたので
 
わたくしは
 
「ありがとうございました」
「お待たせして申し訳ございませんでした」
「またのご搭乗をお待ちしております」
 
などと心を込めてご挨拶しておりました
 
 
その時です…
 
 
ちょうど頭を上げた瞬間
 
 
シュルシュルシュルシュル…と
 
ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン
 
 
 
まだ袋に入ったおしぼりが飛んでくるのが目に入りましたガーン
 
すかさず、キャッ〜チおーっ!
 
なんて、あの頃はできませんでしたアセアセ
 
ほんの数秒の間で
 
キャッチするべき⁈
よけるべき⁈
よけて他のお客様に当たったらどうしましょう⁈
キャッチしたら余計逆鱗に触れちゃうかしら⁈
などと…笑い泣き
 
結局、よけてしまいましたが…キョロキョロ
 
 
朝のTYO-OSA便まさにビジネス路線!!
皆さま、仕事が待っていてお急ぎだったのですよね〜滝汗
 
 
あ〜、懐かしいおーっ!
 
 
めろんぱんだでした❣️