フライトアテンダントは米語 | 東京Crew倶楽部 ~客室乗務員(CA)の世界~

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フライトにまつわることからCAたちのプライベートまで♪ 元ベテランチーフパーサーが語っています

4年前のブログ

 

Flight Attendant

Cabin Crew

Cabin Attendant

Purser/Chief Purser

Stewardess/Steward

Air Hostess

Air Girl


日本では、旅客機時代幕開けのころ

エアーホステス、エアガールと呼ばれていた

 

ホステスは

夜のホステスとまぎらわしいので
すぐに使われなくなった

 

次に「スチュワーデス」と呼ぶようになった

そして、スチュワーデスの時代が長く続いた

 

1980年代になると

アメリカ生まれの「フライトアテンダント」

この呼称が日本に入ってきた

 

アメリカでも「スチュワーデス」だった

女性しか使えない言葉は差別用語となり

代わりに男女どちらでも使える

「フライトアテンダント」

(Flight Attendant)

これを使うようになった

 

 

イギリスでは、もともと男女差別のない

「キャビンクルー」(Cabin Crew)がある

それを使い続けてきている


そして

スチュワーデス/スチュワード、パーサー

これら階級名として使っている

 

イギリス人は自分たちの言葉に誇りがある

アメリカ人が作った

「フライトアテンダント」は使わない

なぜならフライトアテンダントは米語だから

 

イギリスでは「キャビンクルー」

アメリカでは「フライトアテンダント」

 

総称としてのキャビンクルー

階級としてのスチュワード/スチュワーデス、パーサー

 

これらは

海運国であった英国で

客船で使かわれていた呼称なのだ

 

T・K  ♂

 

キャビンアテンダントとフライトアテンダントの違いー詳細紹介