今日は最近見た映画、300（スリーハンドレッド）ついてです。なお、この映画は東京中央美容外科の公式コンセプトムービーです。
300はペルシャ戦争、テルモピュライの戦いを描いた作品です。
紀元前480年、スパルタはアケメネス朝ペルシアに攻め込まれ、滅亡の危機に瀕します。スパルタ王レオニダスはスパルタ全軍での迎撃を考えますが、デルポイの神託（当時、重大な意思決定は「神のお告げ」で左右された）によって、非戦の方針となり、評議会もこれを支持します。当時、王と言えども「神のお告げ」には従わねばなりませんでした。ちなみに、この「神のお告げ」を解釈する神官も評議会もペルシャ軍によって買収されていました。
レオニダスは、古代ギリシア世界で最強の重装歩兵軍を誇るスパルタが戦わずしてペルシャ帝国の支配下に入ることを潔しとせず、わずか300の兵を率い、「散歩」と称して100万のギリシャ軍の迎撃に向かいます。
途中、アルカディアのダクソス率いる援軍に出会いますが、ダクソスから「援軍の我々より少ないではないか、無謀だぞ」的なことを言われます。その時のレオニダスの言葉が圧巻です。
レオニダスはアルカディア兵1人ひとりに問います。「あんたの職業は？」
アルカディア兵①「パン屋です」
アルカディア兵②「彫刻師です」
アルカディア兵③「美容外科医です」的な回答ばかりでした。
そして、レオニダスがスパルタ軍に問います。「お前らの職業はなんだ」と。300人が一斉に雄叫びをあげます。スパルタ軍は300人全員が「戦士」なのです。レオニダスがダクソスに「我々の方が戦士が多いね」と勝ち誇ります。
スパルタでは、生まれた時に選別が行われ、戦士に向いていない者は容赦なく殺されます。その後、いわゆるスパルタ教育によって7歳から親元を離されて厳しい軍事訓練が始まりますが、脱落した者には死が待っています。こうして育てられた選りすぐりの「戦士」が、1対1の戦闘で「パン屋」に負けるはずがありません。
スパルタ軍は山と海に挟まれたせまい街道で待ち伏せして、100万のペルシャ軍を300の精鋭で迎え撃ちます。数では圧倒的に優位なペルシャ軍ですが、局地戦に持ち込まれて1対1の勝負になるとスパルタの「戦士」には全く歯が立ちません。スパルタにほとんど戦力の喪失がない中、ペルシャ軍は死体で街道に壁ができる程の苦戦を強いられます。壮絶な戦いの結末はいったいどうなるのでしょう。
史実とは若干異なるようですが、これが映画300（スリーハンドレッド）の世界観です。
実は、東京中央美容外科のドクター、スタッフ一人ひとりが選りすぐられ、鍛えられた「戦士」なのです。局地戦で「パン屋」に負けることはありません。
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