SKC-ST66UL/L-AJING | 湾奥遊園地3




SKC-ST66UL/L-AJING



アジングではイメージしにくいベイトロッドモデル。

・・・なんですが実は私が最近一番アジを掛けているモデルでもあります。

ボートアジングを始めた当初からベイトタックルを導入してましたが
ボートに限定して言うととても理にかなってるセッテイングとも言えます。
通常のアジングで使う軽量のリグから深場を攻める為の重めのリグまで対応し

3年ほど使い込んでかなり攻めたセッティングになってます。

 



 

 


ボートという特性上、ジグ単だけでは押し通せない状況が多く

効率を重視したリグを使用する事が良くあります。
またデイアジングに関していうとアジが深いから基本はボトムを中心にした展開なので

最初から効率重視で5g前後のキャロライナリグなどを導入したりします。


これは水深10mを3gフリキャロで攻めています。

ストラクチャーをタイトに回遊する群れを狙うので
前回も触れましたが危険回避の為にボートは多少距離を保つことになります。

よって3gキャロなどの軽量リグをベイトでも投げられなければいけないのですが

66ULはそれを簡単にこなせます。





極小メタルジグもボートアジングでは出番が多いです。

張りを抑え気味にしてあるからロッドが吸収してくれるので

重めのリグにありがちなバラシを軽減し、曲がってからはアラミドがジワっと効いて

安心してやりとり出来ます。

 

上記の事はスピニングのULタイプでもこなせます。

では何故わざわざベイトタックルでそれらをするのかというと
バーチカルやテンションフォール、クラッチONOFFによるレンジ操作、
リール機構によるダイレクト感・・・

そういった事がベイトタックルのほうが長けているからです。
ラインメンディングがし易いベイトリールだからこその
セッティングが組めるのがベイトアジングロッドの利点です。

スピニングより一段階強いラインシステムが組める事で手返しが格段に上がり
アジの時合いも逃さないんです。

アジングのベイトタックル=バチコン と思われがちですが
通常のアジングで使用するリグもベイトタックルで扱えると釣りの幅が広がります。






もちろんバチコンにも対応。
 

 


ドラグが走るほどのギガアジはロッドによる吸収がとても重要です。

サイズはデカいのにクチの皮は相変わらず薄いので普通に引っ張り合いっこしたら

クチ切れします。ST66ULならロッドにいなしてもらいつつアラミド繊維で
じわじわと無理せずに浮かせてくることが出来ます。
※バチコン専用ロッドでは無いです。








2gのジグヘッド単体がキャスト出来るのに30gのシンカーも扱える幅の広さを備えもつ

ボートアジングに新たな風を送り込むベイトモデルです。







以上3本が今回発表となります。 

長い期間を要したら良い物が出来る、といった単純な事ではなく

明確な方向性が見つかるまでに時間を要した感じでした。
年間1000匹以上釣り込んでみて〝やっぱりそうだよね〟っていう

ボートアジングに対して明確な答えが出たからこそ一気にブラッシュアップが捗り、

自信を持ってお勧めできるロッドとなりました。




ここから先の展開も!?
是非今週末の釣りフェスティバル2020にお越しいただいて

触りにきていただけると嬉しいです(^^)