“Celeste” 34期ハヤテ | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。

こんにちは!2年のハヤテです。


読者の皆様、日頃よりCelesteを応援してくださりありがとうございます。

そして、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。


選択の連続である人生のなかでも、大学生活の可能性というのは、本当に無限に広がっていると思います。勉強、バイト、遊び、サークル、そして部活。なんだって、いくらでもできます。だからこそ、1つ1つの選択に大いに悩むと思います。

私は、人生における選択に客観的な「正解」なんてないと思っています。でも、主観的な「正義」はきっと誰しもにあって、だからみんな新歓期にはめいいっぱいその正義を語ります。


私たちもそう。私たちは、Celesteに入ることが客観的に正解だから新歓をしているのではありません。私たちがCelesteにいて幸せだから、君がCelesteに入ったら幸せになると思うから、だから新歓をしています。


このブログを読んで、少しでも多くの方がCelesteについて知り、また少しでも多くの新入生の心が揺れ動いてくれれば幸いです。前置きで既に長いですが、お付き合いください。




チームスポーツほど難しいものはないんじゃないかって毎日のように思います。

でも、チームスポーツには、チームスポーツだからこそ味わえる至極の瞬間があります。


ラクロスは、サッカーほどの広いコートの中で、1つのボールを奪い合い、繋いで、点を決めるスポーツです。たったそれだけなのに1つとして同じプレーは存在しなくて、だから難しく、だから面白い。

コートを駆け回ったあとの息切れの感覚、地面に落ちたボールを何人もで争う泥臭さ、敵を欺し敵に欺される心理戦、全部が全部わくわくします。


そして、一瞬のアイコンタクトでプレーのイメージがぴたりと重り、それ通りにボールが繋がったとき。コートもベンチもスタンドも、その瞬間他の全てのことを忘れて、チームの得点に拳を挙げるとき。

あの瞬間の高揚感は、感動は、チームスポーツでないと絶対に味わえません。

1日どころか、1ヶ月に1回だって作りだせるか分からないその瞬間がたまらなく好きで、大好きで、それが欲しいから私はラクロスをしています。



では、その最高の瞬間を得るためには何が必要か。必要なものは山ほどありますが、1つ確実に言えることは、良い結果は良い関係性なしには絶対に得られないということです。

ただ結果としての勝利や自身の栄光が欲しいなら、チームスポーツをやる必要はありませんし、勝利だけを目指すチームに価値なんてないと思います。


みんなとだから勝ちたい、みんなのために勝ちたい、そう思える仲間とともに、勝利の幸せを目指してひた走る。そういう仲間と得た勝利だからこそ意味がある。それがチームスポーツです。



チーム作りは、お互いのことを知り、期待しあうところから始まります。

多様な価値観を認め合うことと、目標に対して妥協することは違います。助け合うことと、もたれかかりあうことも違います。

お互いを知って、変化を求めて期待する。不確かだった期待は、言葉と行動の力によって確かな信頼に変わります。そうして徐々に関係を築いていって、初めてチームの形が見えてきます。


正直なところ、Celesteは発展途上のチームです。

お互いの信頼関係も、技術も未熟で、先が見えなくなることだってあります。


でも、期待することさえやめなければ、何だってできます。みんなとどんなチームをつくろうか想像するだけで力が湧いてくるし、みんなとつくる未来には可能性しか感じません。

十数年間ばらばらな人生を歩んできた私たちが、ある日出会い、いま共に1つのチームを作っている。偶然かもしれないけど、どこか必然な気がして、少なくとも必然だと思いたい気持ちにさせる何かがある。Celesteはそんなチームです。


私は、いま自分とみんながチームにいる奇跡を無駄にはしたくないから、みんなと最高のチームになって最高の瞬間を得たいから、だから毎日無限にある選択の中からCelesteにいることを選んでいるし、その決断に自信があります。



私は、Celesteにいて幸せです。

でも、もっともっと熱い幸せを、もっともっと多くの仲間と共に得たいです。


私たちと一緒につかみにいきませんか。

「本気の先に待ってる、最高の青春を」



ハヤテ



左ハヤテ、右すい


ちょっと欠けてるけど34期