2021年度主務挨拶 | 東京大学運動会ラクロス部女子Celesteのブログ

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Celesteとはスペイン語で「空の、天の、空色の」という意味を持ちます。東大のカラーである淡青をユニフォームに背負い、どこまでも天高く上る無限の可能性をもったチームになりたい、頂点を目指せるチームでありたい、そんな思いが込められています。


今年度主務を務めます、新4年の高木美帆(ゆづ)です。

21シーズンの開始にあたりこの場を借りてご挨拶させていただきます。
まず、日頃より温かいご支援・ご声援誠にありがとうございます。特にこのコロナ渦において、運動部が活動できるよう尽力してくださっている総務部や運動会事務局、学生支援課の方々など本当に多くの人の支えがあって私たちの活動が成り立っていると、この立場になって改めて実感しています。本当にありがとうございます。


コロナ渦で対面練習ができなくなった昨シーズンの自習期間、私はスタッフとして自分がどうなりたいのかを改めて考える期間になりました。私はフィールドには立ちません。フィールド上の直接的な行動で勝たせることはできません。たまにそのことがもどかしく、フィールドで輝く選手たちを見て羨ましくなることがあります。全く運動ができないのに、ラクロスしたいかも…なんて思うほど。

だけど、それでもやっぱり勝ちたいし、自分が勝たせたい。

こうして考えるうち、フィールドには立たないけど、いや立っていないのに、「ゆづのおかげで勝ったよね」って思われるくらいに行動することが自分のやるべきことだと気付きました。

21シーズン、私はスタッフという立場を生かし主務として、「運営からチームを勝たせる」を体現します。

色んな主務の姿がある中でスタッフの私だから発揮できるものがあり、主務という立場で+1を積み重ねることが私の勝たせ方だと思っています。主務は仕事内容では目立たないかもしれないけど、部の土台を作り上げる責任の大きい役職だと痛感しています。

ただ、責任の大きい立場である一方で、結局主務の仕事は「点を決める」みたいな分かりやすい勝因ではないのかもしれません。でも、そんな分かりやすくない間接的なものの方が、結果的に大きな勝因になる可能性があると思っています。

「どんなに小さなことも一人一人、一つ一つの行動が勝因になる」
これまで言われてきたことで、私たちCelesteが上を目指すのに変わらず必要になることだと思っています。「これをやったら勝てる」と言えるほど分かりやすくないような、勝敗に関係のなさそうな、でも小さいながらチームにとってプラスになることが、お互いの心を動かしたりお互いの行動を後押ししたり、そうやって結果的に大きな勝因になるのだと思っています。

主務として、スタッフとして、そしてその前にCelesteの一部員として、+1を妥協せずに「一部昇格」、そしてその先の「3年後Final4」に向かっていきます。


以上で私の主務挨拶とさせていただきます。
キックオフから今もオンラインでの練習が続いていますが、昨シーズン先輩方が見せてくださったどんな状況でも前を向き頑張り続ける姿勢を忘れずに、日々精進してまいります。今後もCelesteの応援のほどよろしくお願い致します。





31代  高木美帆