CONTAX/Carl Zeiss をNIKONで使う その6 | へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

また見ることもない頂上が遠ざかる 漕いでも漕いでも青い山 ……

 仕事をあそぼう!日々是レジャーで活きましょう! モーレツじゃない、忙しいが口癖でないサラリーマンの日誌。

一般的な中古価格の半額くらいでゲットしてしまいました・・・

銘玉として名高い、C/Y CONTAX Carl Zeiss Planar 85mm/1.4 AEGです。

ちゃんと西ドイツ製。

自分の撮影スタイルから言って、このあたりの中望遠大口径レンズはあまり使わないんですが、

レンズのキラキラにやられてしまいました。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)
C/Y CONTAX Carl Zeiss Planar 85mm/1.4 AEG


お約束のトゥームレイダー・ララクロフトの首フリ人形から。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/1.4

凹レンズ入りのマウントアダプターで開放。

期待していなかったのに、そこそこキレとDX(APS-C)モードのD300でも後ろがきれいにボケます。

ただし、ピントの山が分らん!上の写真を撮る為に何枚シャッターを切ったことか!



へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)
f/2.0


これは凄いですね。

f/2.8を常用絞り値に出来そうな勢いです。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/1.4


朝顔を真上から。

DX&アダプターでも最小焦点距離は1mくらいです。

光とかアングルとかは考えていないですがこの発色。

エクステンションチューブでマクロ撮影もいけると思います。

ただピンが着ているところがいいのですが、ちょっとボケると滲ますし、

後ろの三日月形のボケは何でしょうか???

アダプターの補正レンズの影響でしょうか。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/1.4


先日のみなとみらいでの一コマ。

ピンが甘いと、思いっきりソフトフォーカスになります

そしてその三日月型の奇妙なボケも発生します。被写体まで2~3mくらいです。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/1.4


H&Mのマネキン。これも被写体まで2~3mくらいで、背景は10m以上遠くです。

前提として少しでもピンボケれば、ソフトフォーカスのようになります。

黒光りのマネキンでなければ、そこそこな仕上がりになっていたと思うのですが、

照明が三日月形のボケでちょっと五月蝿いです。

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/1.4


被写体まで10~15mくらい。ピントが来ていないのですが、

ボケ足が滲んで被写体に回りこんでいます。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/2.0


ほんの少し絞ると本当に少しなんだけど・・・ギョギョ!全然違う描写に変身します。

アダプターの凹レンズの屈折率が大きくなる開放だと、やっぱり厳しいのかもしれませんね。

不思議な三日月ボケの原因は、実は自宅でいろいろと再現しようとしているのですが、

なかなか出来ません・・・なんでしょうかね。やはりアダプターの可能性、否定できないです。



へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)
f/1.4


しかし、しっかり光を選んであげれば、にじみ・ハレーションボケを起こさず上の写真のようになります。

被写体まで1.5~2mくらいです。

多少周辺が流れる感じがありますが、立体感があっていいレンズですね。


それをほんの少し絞ると。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)
f/2.0

やりますなぁ~。

たいしたもんです。アダプターがなければ・・・EOS買うか?・・・まぢで試したくなります。


へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/2.8


もう少し絞ると、被写界深度に合って観やすく、この写真のような被写体の場合、

質感も理解しやすくなって、なによりも美しくなりますね。

ただ三日月ボケは相変わらずですが・・・


ちなみに、

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)

f/16


最大絞りまで絞ってみました。

濁らずに、またこのアダプターの副作用であるフレアも出ずに

ものすごいパンフォーカスになります。

へいたんな道でうれしい(誰田無灯火)
f/16


遠くまで、霞をモロともせずにコントラストしっかりの仕上がりを見せてくれます。


85mmの大口径って、どうも苦手だったのですが

このレンズはなかなか面白そうなので、これからの楽しみが一つ増えた感じがします。


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