「2023年法政日本一」説と第4週の見どころ | YELL Onlineβ

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テスト版です


春季リーグ戦は第3週まで終えて早稲田が4連勝で首位。明治と法政が4勝1敗で、優勝争いはこの3チームで繰り広げられることになりました。
4週、5週、6週でこの3チームがぶつかります。

第4週は首位決戦パート1の法-明戦。

第4週で可能性が(ほぼ)なくなるかもしれないので、今のうちまた書きますが、
前回も書いた「2023年法政日本一」説。
https://ameblo.jp/tokyobig6yell/entry-12799538683.html

14年前の2009年は「かみさま」が3人もいました。二神、加賀美、三上と。加賀美投手はこのシーズン故障で活躍出来なかったけど、三上投手は重要な働きをしました。
中でも二神投手は真に神様のような活躍で選手権で最優秀投手賞と最高殊勲選手賞を獲りました。
またその14年前の1995年の日本一との共通点。それは1年生が活躍したこと。1995年は矢野英司投手が大活躍しました。2009年は三嶋投手と多木選手。多木選手は選手権で首位打者を獲得。二人とも現役でプロと社会人で活躍してくれているのが嬉しいです。

今年はかみさまもいないし1年生も出ていません。近年の戦いぶりを考えると、リーグ戦制覇すら難しいと思うのですが、ピッチャーはいますし、采配・起用がピタリとはまって、かつ選手の「意識」次第では、可能性はあると思います。誰かが神様的存在になれば……。


ですが、やはり一番全国を勝ち抜けそうなのは明治ですね。昨秋もリーグ戦でモヤッとしたものはありましたが、神宮大会では見事な戦いぶりでしたし、その経験値も含め、やっぱり明治がナンバーワン! でしょう。

早稲田は現在打率上位を独占状態。東大と、第2週の疲れの残る立教投手陣相手ではありますが、気持ちいいくらい打っています。法政、明治の投手陣からも打ったら本物。法、明、そして最後に永遠のライバル慶應を下して優勝したら、充分日本一も獲れると思います。


ここまでの戦いを見る限り、早慶は「持っている戦力を効率よく使っている」印象です。
 

慶應は、主力がごっそり抜け、苦しいところですが、よく戦っていますよね。
 

早稲田は、今のところ本来の力を発揮できていると思います。投手力は加藤投手以外は未知数という感じですが、打線が投手を援護しています。今季から就任した金森助監督のおかげでしょうか。ただ、真価が問われるのはこれからでしょう。

明法は逆に「効率が悪い=戦力を考えるともっと楽に勝てたはずでは?」という印象。明治は石原投手の好投を無駄にしたのもそうだし、何より村田投手が今季0勝だなんて!
法政も、主戦投手を投げさせ過ぎ、の印象があります。

 

法政も明治も、余計に戦った分の疲弊が今後にどう影響するかが気になります。


紙面風に第4週の見どころ

法-明戦。過去の戦いを見ても3回戦以上にもつれ込む可能性大。法政のほうが休養は充分。明治は村田も蒔田も中3日ということを考えても、第3週好投した石原が初戦先発する可能性は高い。法政はこれまで通り尾崎・篠木の順でいくだろう。接戦になれば明治有利か。両監督の起用、継投、采配も勝利を左右しそう。
慶-東戦。慶應は明治戦から中3日。火曜日に外丸も谷村も投げており、疲れが心配。廣瀬が復調しつつあるし、一発のある打撃で援護したい。東大としては今季最大の勝ち点のチャンス。鈴木健、松岡が試合を作り、先に点を取って慶應の焦りを引き出したい。浮き足立たないよう注意したら、充分勝つ力はある。初戦ものにすれば連勝も?


まとめて注目くん 打つ!見てて!


内海貴斗選手(法大4年)&内海壮太選手(法大3年)&内海優太選手(明大1年)

内海貴は昨春リーグ戦デビュー、出場試合は多くなかったが、春の慶應戦のサヨナラ打や秋の東大戦のサヨナラ本塁打などで活躍した。今季は4番を打ち、慶應2回戦・立教2回戦では先制のツーランを放つなど打撃好調。やや波はあるが、4番の存在感を放っている。
内海壮は父・将人氏もYELL時代に法政で活躍した「純正二世選手」。今季第2週にスタメンでリーグ戦デビュー。2試合ノーヒットだったが、内海貴がノーヒットだった3回戦では立教池田から3打席連続ヒット。二人のウツミで法政を勝利に導けるか!?
そして内海壮の弟、明治の内海は、昨年の高校ジャパンで4番を務め、入学前から期待の選手。代打でデビューの東大1回戦では相手守備に阻まれたが、チャンスで素晴らしい当たりを放ち、慶大2回戦では代打で勝ち越しツーランを放った。今最も登場を渇望されている選手。法政戦でもどこかで出番がありそうで、兄弟対決が楽しみだ。