第2週回顧と第3週の見どころ | YELL Onlineβ

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テスト版です

雨天中止、長い中断などありましたが、第2週、無事終わりました。

ここまで勝ち点2で法政が首位。明治、早稲田が東大から連勝して勝ち点1。

早稲田はエース加藤投手が安定の投球で完投勝利。ただ、大差がついていて、1点失っているわけだし、完投させなくても良かったのでは? と思いましたが。この日二度の中断があり試合終了が18時を過ぎていたので、早く終わらせるため? という声もありました。2回戦は王貞治氏を大叔父に持つという鹿田投手が先発。5回を投げ勝ち投手に。序盤は東大松岡投手に苦しみましたが、敵失をきっかけに得点するとその後打撃が活発になり、終わってみれば2戦連続大勝。順調に勝ち点を挙げました。

立教は初戦延長12回引き分け。2回戦、3回戦とも1点差で惜敗。3回戦は池田投手に疲れも出てしまったでしょうか。打線はフレッシュになり、齋藤大智選手、菅谷選手、鈴木唯斗選手に初ホームランが出るなど、これから楽しみです。連敗は痛いですが、でも大丈夫。90年秋、プレーオフで勝って優勝した時も、リーグ戦では法政に連敗していたのですし。ここから立て直せばチャンスは充分あります。

東大は、鈴木健投手、松岡投手の二本柱が試合を作っています。先週「注目くん」に挙げた酒井捷選手がホームランを打つなど好調を維持。ショートの青貝選手を始め、守備もなかなか動きがいいです。が、試合が進むにつれ投手は疲れが、守備陣はほころびが出てしまいました。経験を積みさえすれば、かなり期待出来そうです。2勝必要な勝ち点より、まずは総力戦で1勝を目指して欲しいです。

法政は、立教から7季ぶりに勝ち点を挙げました。鬼門だった立教相手に2連勝で勝ち点を獲ったのは大きいですね。投手陣は尾崎投手・篠木投手と先発が二枚いて、塙投手、武富投手がきちんと仕事をし、吉鶴投手も第1週のマイナスイメージを払拭させました。打線は波があり残塁も多いので、今後波に乗れるかに注目ですね。

第1号の展望座談会でも触れましたが、前回WBCで日本が優勝したのが14年前の2009年。山梨学院高校の吉田洸二監督が前回選抜優勝したのも2009年。2009年と言えば法政が大学選手権を制覇した年。ちなみに、2009年の前の法政日本一はその14年前の1995年。「年回り」としては法政日本一??
しかし最近の法政を見ていると一つ間違うとガタガタっとなりそうなので、正直ここから全敗もあると思います。次の明治戦が山ですね。

 

以下紙面風に。

第3週のみどころ

第3週、慶-明戦は、明治のほうが総合力を見ると優勢ではあるが、相性的には慶應に分がある。いい勝負になりそうだ。慶應は第1週好投した谷村を初戦先発に持ってくるかも? 廣瀬の浮上も鍵を握りそう。明治は宗山の調子が心配。第2週で法政の兄が活躍した内海をスタメンで使ってみて欲しい気はする。

立-早戦は、第2週で2戦大勝した早稲田と、3戦接戦ながら連敗した立教。中3日の立教の心身のダメージは心配だが、早稲田も大勝した後なので逆に心配。池田と加藤の投げ合いと見られる1回戦は見応えがありそう。両チーム、2戦目投手の継投のタイミングにも注目したい。


注目くん
尾瀬 雄大外野手(早大2年)

昨春、立教2回戦で代打でデビューし、初打席初ヒットを放った。今季、体調不良という森田主将の代わりに1番センターでスタメン出場し、2試合で5安打とトップバッターとして充分な活躍。小学生の時から夢だったというWASEDAのユニフォームで生き生きとプレーしている。森田主将が復帰しても、出番はありそうだ。