30年ぶりの毎回得点  30年前は…? | YELL Onlineβ

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テスト版です

第2週、明治が毎回得点を達成しました。

試合内容は……広澤克実さんが、「東大の関係者の皆様ごめんなさい」とAbemaで謝っておられましたが。

何はともあれ東京六大学リーグで30年ぶりのこと。
そして毎回安打毎回得点は50年ぶりとのことです。

1971/9/19
東大 000000010 1
慶應 31222282x 22

さすがにこの試合のことは知りませんが、記録によると、東大の先発は元監督の御手洗氏(当時1年)、慶應に山下大輔氏がいた年(当時2年)でした。優勝は慶應、東大は第7週で1勝し、連敗を32でストップさせたそうです。

1991/5/11
法政 112311512 17
東大 000000008 8

1991年春のこの試合は、現地で観ていました。

法政の通算800勝目の試合でもありました。

ですが、そんなことより、9回裏に東大が8点取ったことのほうが強く印象に残っています。
それを観ていたから、東大が多少点差をつけられて負けていても「一挙8点あるよー」と言い続けています。
 

そしてこの試合、JAPANの稲葉監督の大学デビュー戦でもありました。初登場初スタメンで6打数4安打4打点。
大量得点で他にも途中から1年生を複数出場させましたが、それが守備の乱れにつながり8失点。

今回の明治も1年生をたくさん使いました。
この中から、のちの「稲葉さん」は現れるでしょうか?

今回の明治と50年前の慶應は裏の攻撃でしたが、30年前の法政の毎回得点は表なので9イニング。前の試合の9回と次の試合の1回にも得点しており、法政は連続イニング得点の記録も持っています。
明治は前日の9回に得点しているので、9イニング連続得点中。

第3週、1回戦で3回まで連続得点したら新記録達成です。


ついでに、1991年(平成3年)春の主な出来事を振り返ります。YELLの創刊前のことです。

東大・開幕戦の東-立戦で東大200勝達成(連敗は70でストップ)
早稲田・新人織田が初先発初勝利、計5勝をマーク
法政・毎回得点&連続得点記録、諸積が首位打者
立教・山田の史上初の代打逆転サヨナラ弾で慶應の優勝をお預けに
明治・替え玉受験事件でマイナスイメージが漂うも、エース窪田の活躍もあり優勝争い
 

優勝したのは慶應。
第3週に登録外の選手が出場するミスや、第6週、あと一人で優勝というところから山田にホームランを浴び優勝お預け、などいろいろありましたが、早慶2回戦、延長でサヨナラ勝ちをおさめ、8季ぶり25度目の優勝を果たしました。
大久保前監督が4番で主将、小桧山・若松ら投手も揃い、印出・赤池・古葉ら浪人組が3年生というシーズンでした。

毎回得点記録が出たシーズンはいずれも東大が連敗ストップ、そして慶應が優勝しています。

 

果たして今季は?