団祭について | YELL Onlineβ

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テスト版です

各大学の団祭まで観るのが、毎年のルーティンでした。
今年は無理かなと思っていましたが、応援団にとって集大成のである、各大学応援団(部・以後応援団と総称します)のステージも、開催することが出来ました。

団祭とは異なりますが、早稲田は稲穂祭をオンラインで開催。
慶應は定期演奏会を開催。
明治はここのところずっと定演と団祭「紫紺の集い」を一緒に開催していますが、今年は立教、東大も定演と「十字の下に」「淡青祭」をそれぞれドッキング開催。
明治は来場・配信(生&アーカイブ)のツーパターン。
立教は来場は関係者のみで、後日配信。
東大はチケット事前販売。配信はないけれど、DVD・BD販売有り。
法政だけは、定演、団祭、共に単独開催、関係者・招待者のみ来場、配信も有り、でした。

そして、諦めかけていた「六旗の下に」も、オンラインのみですが、開催されました。


「六旗の下に」と法政の「オレンジの集い」は、30年以上見続けて来ました。それこそ五旗だった六旗も)。
六旗の歴史もつながって本当に良かった。

団祭は、法政と立教、東大と明治は同じ日に開催されたので、普段だったらどちらか一方しか観られないことになりますが、うまくすれば全部観られるという「配信時代」ならではの旨みもありました。

私は六旗オンラインと法政、明治を観ることが出来ました(後日鑑賞予定もあり)。

思ったのは、とにかく「開催出来て良かったね」ということです。

かつて無い災厄に見舞われ、当たり前にやっていたことが出来なくなった今年。
学生の皆さんは活動の場を失った、だけでなく、一緒に練習することさえ出来ず、苦しい、寂しい思いをしていた、ということを改めて感じさせられました。

夏の春季リーグ戦には参加出来ず無念だったと思います。
秋は、外野席で、その他もいろいろ制約がある中で、ではありましたが、応援活動をすることが出来ました。

「オレンジの集い」での、チア演技中、「応援出来て、幸せでした」というようなコールがありましたが、実感が籠もっているように思いました。
(長いこと団祭を見て来ましたが、チアのステージで泣いたのは初めてです)


練習期間が短かったと思わせない演奏、演技を見せてもらいました。

特にチアリーディング、法明それぞれ個性が出ていましたが、秋までスタンツ練習が出来なかったとは思えませんでした。

そして、こんな中でも一年生がたくさん入団してくれて、本当に良かった。
「普通のキャンパスライフ」を送れなかった今年ですが、応援団は、どこよりも「母校」を感じさせる団体だと思います。入った皆さん、正解でしたよ!
どうか4年間やめずに、伝統を引き継いで行って欲しいと思います。

多分学生時代の四年間って、ハードな部活をやっている人は特に、四年間、怒濤のように過ぎ去るものだと思います。

今回、一度立ち止まったから見えたものもたくさんあった、というようなことも言っていました。
自粛期間も無駄じゃなかったということでしょう。

この一年、「残念な一年」であったことは間違いないけれど、必ずしも「最悪の一年」ではなかったのではないかと思えました。
「特別な一年」だったというふうに、将来思えるような年になったらいいな、と思いますし、私たちも、しなきゃいけない、と思いました。

なかなか魅力的な幹部が揃っていたので、もっと近くで、もっと多くの試合で応援ぶりを見たかったなぁと思いましたが、贅沢は言いません。

改めて、春秋リーグ戦を開催、そして秋は応援団も参加可能にした東京六大学野球連盟にブラボーを送りたいと思います。
また六旗や各大学団祭を開催させた応援団連盟にも拍手です。
お疲れ様でした。

来年は、出来るだけ「従来の応援」に近い形で観られることを心から願っています。