真夏の春季リーグ戦は3,000人までの有観客開催となりました。
応援がないのは残念ですが致し方ないでしょう。
「応援あっての六大学野球」だけに、前書いたように無観客で、応援団だけ密と熱中症に気をつけて参加というのが、東京六大学野球の魅力を発信するという意味では理想と考えましたが、無理なのはわかります。
採算も合わないでしょうし。
有観客開催を決めて下さったことはファンとして嬉しいのですが、正直なところ不安もあります。
正直なところ3,000人超えて入れない人が出てくる、ということはまずないと思いますが、来ている人の中でトラブルが起こるのでは、と心配です。
以前書いたように、8月の日中、ビルの街神宮球場で「11時から2試合」観戦は、厳しい。
感染症も心配ですが、熱中症で倒れる人が出るのではないかというのも心配です。
2階席も含めた日陰に人が集中するのは目に見えています。
場所取りのため早くから多くの人が並ぶでしょう。
入場時の席争奪戦トラブル、仲間分の席取りに関するトラブルなども起こりそうです。
野球ファンには、スマートフォンを持っていない人、持っていても使いこなせていない人もおり、「お願い」をちゃんと読んでいない人も来る可能性が大いにあります。
「お願い」を球場で初めて知ってゴネる人も出てくるかも知れません。
「暑いから席移動したい」
「酒飲めないなんて意味がない」
「涼んでくるから再入場させろ」
「応援がないなら帰る」
なんてことを言う人もいるかもしれません。
早く入った人が仲間の場所取りをすると、いつもの倍以上の席がキープされることになり、「今いないじゃないか」「空けろよ」などとトラブルになりかねません。
神宮の常連だけでなく、「生野球」に飢えている野球ファンも恐らく来るでしょう。
様々なトラブルも想定され、それに対応するために多くの人員が必要となりなす。
そんな手間やトラブルを考えても、夏は無観客開催なんじゃないかなと予想していました。
正直そんなに大勢は来ないのではないかと思います。
「暑いから」「移動中の感染リスクを考えて」控える人もいるでしょう。
(私も思案中です)
熱中症警戒アラートが出ており、日陰だって熱中症のリスクは高いです。
そんな中でプレーするのも大変です。恐らく選手に対しては緊張感を持って充分なケア、態勢を整えてくれていることと思いますが。
他リーグが中止になった中で開催されるリーグ戦、グラウンド内外でトラブルや事故が起こらないことを祈ります。
続く