前回書いたとおり、ドラマ「貧乏男子」の世帯視聴率、やはり伸び悩んでますね・・・。
とは言っても今クールのドラマは全体的にかなり寂しい商業的成績ですけど。
そんな中「薔薇のない花屋」「斉藤さん」、まあまあがんばってますね。
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日本の広告会社、広告代理店には、「マーケティングプランナー」や「ストラテジックプランナー」と言われる人たちがいます。
よく聞かれるのが、
「広告主の側にもマーケティングセクションがあるのに、なぜ広告会社に同じ機能があるのか?」
ということです。
確かに。
ただ意外と、広告主の皆さんって、自社のマーケットのことをご存じないことがあります。
いや、より正確に言えば、自社や競合の売り上げ・シェアの推移、競合商品のスペックには非常にお詳しいですが、「消費者の潜在的ニーズ」や「世の中全体のトレンド」については、実は把握しきれていないこともあります。
したがいまして、広告会社のマーケティングセクションには、「業界動向の専門家」や「商品スペックの専門家」ではなく、「消費者や社会についての専門家」であることが求められる側面があると思います。
にもかかわらず、実際のところ必ずしもそのような役割を果たせていない場合もあると思います。
近年の広告業界では、クライアントさんに対してパートナーシップの重視を掲げたり、TVCMや新聞広告だけでなく、店頭での販促活動や流通に対するプレゼンテーションなども含めて、クライアントさんの広告・マーケティング活動全般をサポートしまっせということを掲げたりしています。
それはなかなかチャレンジングで意欲的な試みです。
しかしながら、その心意気がある意味行き過ぎてしまって、広告会社のマーケティングセクションが、「クライアントさんが『こういう広告がやりたい』ということの事後的なロジック作り」対応に終始してしまっているケースも少なくないと思います。
そのことは、短期的には「ウチのことをよく理解してくれて機敏に動いてくれるエージェンシーさん」という評価を獲得するでしょうが、中長期的にはクライアントさんのビジネスと消費者・生活者ニーズをどんどん乖離させてしまい、エージェンシーが受け取るはずの広告費を徐々に減らしていくことでしょう。
ここ1~2年の国内経済は実感なき景気回復と言われるように、海外市場をもっている大手企業の好決算に比して内需が伸びない状態です。
2008年もその状況は変わらないでしょう。むしろ悪化する可能性もあります。
そのような中で、日本ではなかなかモノが売れません。
だからクライアントさんはエージェンシーに対して、「マーケティング面でのサポート」をより求めるようになると思います。
そのような時だからこそ間違ってはいけないのは、「マーケティングサポート」というのは、
「クライアントさんのコンベンショナルな戦略仮説を支持するようなデータを探して論理的に肉付けすること」
ではなくて、
「消費者が本当に必要としてることは何なのか、ということから逃げずに、真摯に考え抜くこと」
なのだと思います。