6月14日(土)、かながわ労働プラザにて
三代目 中村翠嵐(なかむら すいらん)先生のご指導のもと、【交趾焼(こうちやき)絵付け体験】が開催されました。
今回の行事は
東京第二西青年部・東京第六西青年部・東京第七西青年部・横須賀青年部第七西支部4支部合同での開催。
テーマは【4】にちなみ、「四季の花(桜・菖蒲・撫子・椿)」のオリジナル絵付けを楽しみました。
体験できた茶器は
【蓋置】【香合】【茶碗】の3種類。
3回に分けての開催となり、私は【蓋置】の絵付けに参加しました。
釉薬や筆、タオルなどすべて準備された会場で、まずは紫陽花をイメージした季節のお菓子と薄茶をいただき、和やかにスタート。
はじめに翠嵐先生より、交趾焼の歴史・由来・特徴を地図や写真を交えて約30分に凝縮したお話を伺いました。
とても興味深く、もっと聞きたいほど引き込まれました!
その後はいよいよ絵付け体験へ。
釉薬は
白・黄・青(緑)・紺青(青)・紫・ピンク・代赭(たいしゃ/茶色)
の6色。
交趾焼ならではの【いっちん】と呼ばれる縁取りが特徴で、
隣同士の色が同じにならないよう、配色バランスをしっかり考えていきます。
背景とお花の色が同じだと目立たなくなってしまうため、慎重に。
先生のお手本と焼成後の色見本を参考に、筆をとり、釉薬の粘度に悪戦苦闘しつつも集中して一つひとつ丁寧に色を乗せていきました。
途中、先生が各テーブルをまわりながら丁寧にご指導くださり、
あっという間の1時間半。
最後に塗り残しを確認し、自分のサインを書いて終了です。
仕上げとなる鮮やかな黄色の釉薬は先生が後日塗ってくださいます。
焼成後は釉薬が溶けて透明感のある美しい仕上がりになるとのこと。
今から完成がとても楽しみです!
(先生の見本↓)
体験後は先生を囲んでの懇親会。
作品制作の裏話をうかがったり、4支部青年部の皆さんと交流もでき、
とても充実した一日となりました。