長かった梅雨が明け、暑さが厳しくなってきた7月下旬、京都にて「第52回裏千家青年研修会」が行われました。全国各地から78名の青年部員が集い、7月26日(金)から3日間、午前・午後の計6回、業躰先生より研修を受けました。
初日の開講式では、はじめにお家元のご挨拶があり、その後、今回ご指導いただく業躰先生のご紹介がありました。それが終わると一息つく間もなく各教場へ分かれ研修開始です。
どの教場でも最初は初炭手前から始まりますが、それ以外では各々好きなお点前をすることが出来ます。研修では細かい指導が多々入り、中には自分の先生から言われていたこともありました。しっかり習ってきたと思っても自分の中で勝手に変えているところがあるんだなぁ、とちょっとショックでした。
3日間を通して、利休百首にある「稽古とは一より習い十を知り、十よりかえるもとのその一」の一句が身に染みました。(T.K.)