こんにちは。行事委員長の河野です。7月26日(日)に開催される「竹花籠作り」の試作を行いました。
講師の小倉智恵美先生が、あらかじめ竹を割り、竹の厚さや幅が均一になるよう一本一本手の感覚で削り、面取りをしてくださっているので、私たちはさっそく竹を編むところから始めることができます。

小倉先生は、とても優しく一人一人丁寧に教えてくださいます。

霧吹きで濡らして竹を柔らかくしながら編んでいきます。コツをつかむまで少々時間がかかりました。
先生の根気強いご指導で、筒状に形ができあがってくると面白くなってきます。綺麗な六角形を作ろうとすると長さが足りなくなったり、高さを出そうとすると形がいびつになったり、最初はなかなか竹が言うことを聞いてくれませんが、次第に竹の扱いに慣れてきます。

2時間半~3時間ほどかけて完成しました。黒竹も白竹も、どちらも素敵で選び難いです。


竹の最後の端の処理は、竹に綺麗に沿わせたり、少し出してみたりと、それぞれ個性を出して好みで切っていくので、世界で一つだけの竹花籠ができあがります。
私は白竹で作り、家の庭に咲いていたお花をいくつか生けてみました。花竹籠が、庭で咲いていた花とは思えないほど素敵な空間を作り出してくれました。
