10月26日(日)、妙法寺において東京第七西支部親睦茶会が行わました。
当青年部が学校茶道連絡協議会の学生さんと一緒に、薄茶席を持たせていただきました。
会員20人が参加し、あいにくの天気にも関わらずたくさんのお客様にお越しいただきました。
今回のテーマは、「万博(国際交流・世界の輪・平和・未来)」。
準備の段階で、ひとつ決まるたびに全体の輪郭が少しずつはっきりしてくる感じがして、その時間がすでに「茶会の一部」だと実感しました。
お越しいただいた方に旅気分を味わっていただきたいという思いから、設えは会員が異文化にちなんだ置物を持ち寄りました。
お菓子は、行松旭松堂さんに大屋根リングをイメージした円形のお菓子をつくっていただきました。世界五大陸をイメージして、5種類の色をつけました。
何度も試行錯誤を繰り返し、完成した「円居(まどい)」と名をつけました。
色や形だけでなく、その意味を紹介すると皆さん興味深そうに聞いてくださいました。
中には各地の神話でも登場するイチジクの餡を使い、異国情緒漂う味わいとしました。
(器 マイセン ドイツ製)
洗練された御園棚の上には各道具が際立ちます。
車軸釜の隣には6月に開催された「交趾焼(こうちやき)絵付け体験」にて作成した蓋置が...!!
鮮やかな色使いがくずつく天気を払拭しているようです。
イタリアのマヨリカ焼きを水差しに見立てました。
建水は見立てでタイ製。
ありがたいことに、緑の美しい妙法寺の庭景色沿いが水屋廊下となりました。
席中ではお釜のお湯の音、茶筅の音、お茶碗が動く音など、ふだん気づかない小さな音がくっきりと聞こえてきて、あらためて茶の時間の良さを味わうことができました。
ふり返ってみると、この茶会は私たちだけの力では決して形になりませんでした。
掛け軸のことばや季節の花、和菓子や茶碗も、このテーマに合うものを先生方と相談しながら一つずつ決めていきました。
迷うたびに寄り添ってくださり、「大丈夫ですよ」と背中を押してくださった先生方のおかげで、なんとか一歩を踏み出すことができたのだと思います。
自分たちだけでは気づけない細かなところまでご指導いただき、茶会づくりの奥深さを学ぶことができました。
いただいたご指導に少しでも近づけるように、これからもお稽古と経験を重ねていきたいです。






