海外視察という名の… | オーストラリア徒然日記

オーストラリア徒然日記

20年近く勤めた会社を退職して、徒然なるままに、シドニーの日常生活や気が付いたことを書いています。

インスタを見ていると、日本の皆様「夏休み!!」って感じで、海外でのバカンスの様子を上げてらして羨ましい~と思って拝見してました。

 

3年ぶりにやっと海外に行けるという感じで、多少高くても、お出かけになる方が多いのでしょうね。

 

「自民党女性局」(こんな局があるんですね)の方々のパリ視察旅行の様子がSNSに上がって炎上してましたが、夏休み中の議員サンたちの「海外視察」という名の「海外旅行」は以前からよく聞く話でした。

 

特にお盆時期の8月の中旬などは、豪州を訪問される議員さん方が大勢おられるようで、受け入れ側(お世話役💦)の現地政府機関の方々は大忙しと言った感じです。

 

ゴールデンルートというものがありまして、シドニー→キャンベラ(一応首都なので、ここで豪州の国会議員と面談)→メルボルンという感じですが。

 

某政府機関の方から伺ったのですが、メルボルンからシドニーに一度もってきて、シドニーから議員様御一行を国際線にお乗せしなければならなかった時、「シドニーの空港で晩飯食うのが嫌だ」と言われたそうで、シドニー空港から移動して、市内のレストランで食事をさせて、その後、空港に戻ったそうです。

 

勿論、議員さんたちの豪州国内旅行にも同行し、通訳やガイド的なこと+食事の世話やエンタメ的なこともされていました。

 

ご自身を「男芸者」と呼んでましたが、中らずと雖も遠からずなのだと思うます。

 

議員さんたちの旅費の出どころが話題になってましたが、彼らの旅費だけでなく、同行する現地高官の費用も税金で賄われていますし、彼らが渡豪してくることでの事前打ち合わせなど、色々な労力もかかっています。

 

直接会うことで親睦が深まることもあると思いますが、当地におられる政府関係者の話を聞く限りでは、「ちょっと懇談して、豪州人議員」と写真を撮っておしまいで、「有意義な意見交換」になっている気がします。

 

なので、わざわざ来なくてもいいんじゃない?