◾️概要
関東サッカーリーグ 1部 後期第4節
vs. 南葛SC
9月3日(日) 18:00 K.O.
会場:奥戸総合スポーツセンター 陸上競技場
◾️試合結果
○スタメン
GK21 大石 文弥
DF2 柴田 隼人
DF4 坂上 大樹
DF20 敷田 唯
MF6 菊地 紘平
MF14 長渡 彗汰
MF22 宮田 和哉
FW9 清水 光 ©︎
FW13 村上 宗太郎
FW18 東 駿
○リザーブ
GK31 高安 寛人
DF3 進藤 誠司
MF7 髙橋 大
MF10 若杉 好輝
MF34 岡島 温希
MF11 和田 幸之佑
FW25 神田 志樹
○監督
小松祐己
○交代
HT 24 松本 健太郎→ 10 若杉 好輝
90分 2 柴田 隼人 → 34 岡島 温希
90分 22 宮田 和哉 → 11 和田 幸之佑
90分+2分 9 清水 光 → 25 神田 志樹
○得点
43分 南葛SC
66分 東京23FC 18 東 駿(アシスト:8 菊地 紘平)
78分 東京23FC 10 若杉 好輝
88分 南葛SC
前半:0-1
後半:2-1
合計:2-2
< 戦 評 >
”隣町ダービー”第2ラウンド。前期は東京23FC(以下、23FC)がえどりくで「1-0」の勝利。関東サッカーリーグの中でも注目なこのカードだが、今節ではいえば「裏天王山」のようなものに。南葛SC(以下、南葛)も勝ち点14と下位に沈んであり残留に向けての戦いが続いている。23FCも前節終了時点で7位に後退。”勝ち点3”この間に複数チームがひしめき合う大根戦。両チーム「残留」を確かなものにする為プライドをぶつけ合う。
そんな緊張感を忘れさせるような綺麗な夕陽をみせる”奥戸総合スポーツセンター”。この日も来場者数は1,000人越え。第1ラウンドとはまた違った熱気を帯びながら前半戦キックオフ。
開始から主導権は南葛に。88大前といった高い精度があるプレースキッカーを中心にセットプレーが23FCディフェンス陣を苦しめる。21大石、20敷田、14長渡を中心とした守備陣の奮闘もありゴールは割らせない。23FCがボールを保持する時間も徐々に増えてくる。8菊地や2柴田から積極的な縦パスがFW陣へ入っていく。久々の先発となった18東や、9清水も積極的にシュートを放つ。初先発となった24松本も得意の左足で強烈なロングシュートを狙っていく。南葛は15今野、8稲本という元日本代表コンビの中盤がボールを動かしていく。試合が動いたのは43分。南葛左サイドからのクロスが上がると中の混戦から20佐々木竜太 が右足でシュート。難しいバウンドのボールを丁寧にコンロールしてシュートに繋げた。23FCとしては嫌な時間での失点。このまま前半は終了し0-1で折り返す。
後半開始から23FC小松監督が動く。24松本に変えて10若杉を投入。早い時間からボールを触りリズムを作っていく10若杉。徐々に23FC左サイドからのチャンスが生まれゴールの匂いが感じられえる。66分スコアが動く。8菊地がスルスルと中央から抜け出すとパス交換から左足でクロス。これを合わせたのは18東!!先発起用に応えるヘディング弾で試合を振り出しに。72分には南葛 20佐々木竜太がこの日2枚目のイエローで退場というアクシデントも発生。人数が少なくなった相手に攻勢をかけていく。すると早速78分試合が動く。23FC左サイドをドリブルで抜け出した10若杉が、
カットインから鋭い右足のゴラッソ!!左足を警戒していた相手を嘲笑うかのような華麗なゴールだった。このゴールで逆転!となるもここで終わらないのがサッカー。
10人になった南葛もホームで負けられない。88分一瞬の隙をつかれて26秋山のロングシュートがゴールに吸い込まれる。これで2-2の同点に。その後、選手を交代し最後まで10人の南葛ゴールに迫るもこのままタイムアップ。
第2ラウンドに相応しい熱気のある試合だったが、まさに”勝ち点2を取りこぼす”という展開に。
他会場の結果を含め7位とは変わらないが、まだまだ安心できる状況ではない。
残り3試合。上位陣との対決だけではなく残留争いのライバルとの一戦を控えている。
”観る者の心を打つフットボール”
このスタイルを体現しての”勝利”を欲している。
言葉ではなく”結果”で気持ちを表現していこう。
#ONEHEART
#観る者の心を打つフットボール