↑ 1ゴール1アシストの活躍をした No.11 和田(写真中央)
東京23FC 全社への道 歩みはじめる
◾️概要
全社関東予選 Cブロック 準決勝
vs. FC ECOPLAN
6月11日(日) 11:30 K.O.
会場:朝鮮大学校グラウンド
※40分ハーフ(80分間)ゲーム。
◾️試合結果
○スタメン
GK21 大石 文弥
DF3 進藤 誠司
DF5 内藤 健太
DF14 長渡 彗汰
DF22 宮田 和哉
MF6 大木 竜平
MF7 髙橋 大
MF11 和田 幸之佑
MF34 岡島 温希
FW9 清水 光 ©︎
FW18 東 駿
○リザーブ
GK31 高安 寛人
DF29 川﨑 章弘
MF10 若杉 好輝
MF24 松本 健太郎
MF16 小林 颯
MF27 清水 綾馬
MF30 下村 司
○監督
小松祐己
○交代
HT MF34 岡島 温希 → MF24 松本 健太郎
HT DF14 長渡 彗汰 → MF27 清水 綾馬
69分 MF11 和田 幸之佑 → MF10 若杉 好輝
72分 FW9 清水 光 → MF16 小林 颯
72分 MF7 髙橋 大 → MF30 下村 司
○得点
6分 DF5 内藤 健太 (アシスト:MF11 和田 幸之佑 )
8分 FC ECOPLAN
45分 MF27 清水 綾馬(アシスト:なし)
67分 MF11 和田 幸之佑(アシスト:MF6 大木 竜平 )
前半:1-1
後半:2-0
合計:3-1 ○勝利
< 戦 評 >
「最も過酷な大会」とも評される、全国社会人サッカー選手権大会。通称:全社。
関東予選は、関東リーグの20チームと都県代表枠12チームの合計32チームが7ブロックに分かれて全国への権利を争う。
ついに東京23FCが”全社への道”を歩き始めた。2勝で全国への権利を掴むことが出来る東京23FC(以下、23FC)。対戦相手は、都1部所属のFC ECOPLAN(以下、ECOPLAN)。
クラブ初の関東大会であるECOPLAN。カテゴリーは下ではあるが、都1部で鍛えられた”勝負強さ”は侮れない。
会場の朝鮮大学校では大粒の雨が降り続き、人工芝に水が多く溜まりボールが走りずらいピッチコンディション。丁寧なビルドアップから攻撃したい23FCにとっては不利に働く状況。リーグ戦とは違う80分。こういった影響も加味してか、小松監督を中心に念入りなミーティングを行い集中を高める23FC。先日の南葛SC戦からスタメンを5名変更。絶対に負けられない戦いの中でも、連戦を見据えてメンバー層の厚さを作りたい狙いもあるだろう。
前半キックオフ。ロングボールを多用して圧力をかけてくるECOPLANに苦戦する23FC。先にシュートを打たれるなど主導権を握られかける。しかし、先手を取ったのは23FC。5分、No.11 和田のコーナーキックから、No.5 内藤がドンピシャのヘディングを叩き込む!早い時間でリードを奪うことに成功。ここで完全に23FCぺースになると思われたが、直後の8分、ミスから自陣右サイドを崩されるとPA内でNo.14 長渡が手をかけてしまいPKを献上。これを決められ追い付かれる。その後も23FCは、両サイドのNo.11 和田・No.34岡島といった前線選手の連携からゴールに迫るも耐えるECOPLAN。対する23FCは、No.21 大石を中心に安定感のある守備で逆転は許さず、引き分けで前半を終える。
ハーフタイムに小松監督が動く。No.34 岡島と No.14 長渡に変えて、No.24松本とNo.27 清水 綾馬を投入。
スピードを活かした縦の突破を得意とするNo.27 清水 綾馬が早速結果を出す。44分に右サイドの突破から上げたシュート性のクロスがそのまま反対のサイドネットに吸い込まれる!後半開始からの”攻めの姿勢”がこのゴールに繋がった。ECOPLANのフィジカルを活かした攻撃や、ショートカウンターに肝を冷やすシーンも。しかし、互いに疲れが見えてきた67分。PA付近の混戦からNo.6 大木が出したパスを、No.11和田がワントラップで振り向きざまに右足を振り抜き追加点!これまで積極的にシュートを放ち、アシストも魅せたNo.11 和田についに”ゴール”という結果が!!これ以降は、23FCがペースを握る。選手交代も積極的に行い、”ジョニー”ことNo. 10 若杉 も怪我から復帰。改めて頼もしさを感じる突破も見せた。そして、このままタイムアップ。
3-1という結果で鬼門である初戦を突破。無事に前橋での決戦に繋げた。
試合後、キャプテン No.9 清水 光は「次の勝利に向けて、チームもまた一丸となって積み重ねていく」というコメントをファン、サポーターに届けた。Cブロック決勝戦の相手は、”tonan前橋”に決定。関東リーグ2部に所属し、40年以上の歴史を持つクラブである。
東京23FCは、”全社への道”を立ち止まらずに突き進んでいく。そして、「#ONEHEART」で全国を掴んでいく。