思い起こすに・・・
2000年3月31日に勤めていた会社も内部から崩壊、役員と幹部社員が社長に反旗を翻し倒産の道を真っしぐらに突き進みました。その様はまさに本能寺の変的、創業28年、資本金2億5,000万円、売上高60億円の会社は15日間で呆気なく倒産!今から思うに謀反を起こした役員と幹部社員のやり口は犯罪行為であり、そのやり方を巡って奴等と私は罵倒し合い対立しました...
倒産までの15日間を振り返る
倒産15日前・・・
計画倒産の始まり、それは定例役員会議の席で数名居た役員が全員辞表を提出し社長を孤立化さるから始まる。役員を辞めたらとっとと会社を去ればいいのに、元役員達は飼いならした下僕(幹部社員達)を使って、百数十人居た社員達に事もあろうに「退職願いの提出を強要」させる。この幹部社員の違法な行為に真っ向から逆らったのは私を含めたったの数人...
倒産10日前・・・
幹部社員達は部下達に通常業務をさせずに仕事の一切合切の書類を破棄しろと命令!取引先にも一切他言無用と強要する。大半の社員は「会社の混乱は俺達のせいじゃない」と他人事のような言い訳や屁理屈を言いながら理不尽な命令に素直に従っていました。因みに私は幹部社員と罵倒し合う喧嘩をしていたので、この命令に一切従うことなく会社に出社もせず、取引先に会社で起こっている事を正直に報告して回りました。
倒産5日前・・・
出社もせずせっせと会社で起こっている反乱的な状況を取引先に報告する私に、幹部社員は態度を一変し「取引先にリークするのは止めてくれ」とすり寄って来ましたが当然無視!計画倒産を目論む幹部社員と自由奔放の私、そして謀反から15日後の3月31日に役員達の計画倒産は成功し倒産、残務処理の一切をせず社員は本社ビルから出るように指示されビルの門は閉ざされてしまった...
倒産後・・・
この幹部達は倒産直後に新橋の虎ノ門に会社をちゃっかり立ち上げていました。倒産前から起業準備を進めていた役員と幹部社員!しかも、倒産した会社から多額のお金を横領しサプライヤーに前金を払っていたとサプライヤーから聞いた時にはムカつくを通り越して怒り心頭でした。私のパワーは彼等に対しての怒りから生まれていたのかもしれません...
15年の時が経ち、、
信念が無い会社は崩壊する...
計画倒産主犯格の元常務取締役は5年後に肝臓ガンで呆気なく死亡、社長を引き継いだ元幹部も体調不良で入院と呪われた会社となる。今も虎ノ門に在る汚く狭いオフィスでほそぼそと会社を経営している。帝国データバンクで調べたら評点はD3、売上は毎年下がり続けており現在の売上高は我が社の1/6以下でまさに風前の灯火、元幹部達の会社は変化も進化もすることなく15年の月日が経ちおそらく平均年齢は50歳台のよぼよぼ会社...
彼等を哀れむことで、
私の怒りと憎悪は消える
'11年に再建した新しい組織
東京オフィス
様々な経験を通じて
学んだこと、、
組織は内部から崩壊する
人は損得で動くが故に
人は頼っても信じるな、
信じるは己の信念!!!
です。。